待て!その株、暴落ではなくアク抜けである
トリックオアトリート!よくぞ参った!そなたの来訪、心から嬉しく思うぞ。
ふふふ、拙者が7/1に当コラムにて紹介いたしたベースフード(2936)の一時ストップ高を含む連騰には目を見張るものがあるな。
上手く乗れて大きな利益を得たものは褒めて遣わそう!
さらに昨日は6/12紹介の、のむら産業(7131)も急騰大陽線という結果となったな。やはり頼むべくは好業績である。ただし、一端は売り物が入るであろう故に今から乗るのはあまりオススメいたさぬぞ。
あすなろの全体フォローをみていただければわかるように、衆議院選挙という心理的鎖が一つ解かれた印象。微かに停滞した空気の澱みのようなものに、少し風が吹きこんできた気配を感じておるぞ。
自民党の大敗、これを「自民党株」と見立てて投資的に申せば
「暴落」ではなく「アク抜け感」が出てきたと見ておる。
ただ今少しの自民党の傲慢さ、いわば悪しき膿を出し切る事でようやく「悪材料出尽くし」による「底堅さ」が見えてくるのではなかろうか。
そして、日本の選挙が過ぎれば次は米国大統領選挙に興味が移って参ろう。
10/25にトランプ氏暗殺の可能性、ヴァンス大統領誕生を描いた筋書の話をいたしたが、一つ補足しておこうぞ。
それはハリスの強みは女性、人種的な「多様性」と見ておるが、ヴァンスの妻であるウーシャ・ヴァンス氏はインド系移民2世で聡明な弁護士なのである。
これはかなり見る者の印象を変えるであろうな。ギラついた「ザ・米国一家」の感のあるトランプ一家とは違うので、より魅力的に映る可能性があろう。ハリスの特徴を打ち消してくる見方もある……。
クリスマスの相場は、拙者の見立てではこたびの衆議院選挙、11月に控える米国大統領選挙での結果を経て、
にわかに勢いづき「イケイケドンドドン」になる展開も有り得ると思っておるぞ。
強気に、前向きに、積極的に打って出るべし。そう申し上げておこう。この言葉が如何に「大儲け狙いの山の麓」であったかは後にわかる事である。
怖気づいて後悔せぬようにな!
<ドドン>
とまぁ、そんな話であるぞ。これはあくまでも個人的な考えであるので見方の一つとして覚えておいていただければ幸いである。
さて、本題。
そなたらは世界一の面積を誇る湖がどこかご存じであろうか?
近畿のものは郷土愛ゆえに「琵琶湖!」と言いたいかも知れぬが、残念ながら琵琶湖は淡水湖の中で世界129位である。
正解はカスピ海ヨーグルトでお馴染みのカスピ海である。
その湖面積は374,000平方kmである。日本の国土約37万8,000平方kmとほぼ同等と申せば規模感が伝わろうか。
このカスピ海でとれる海産物で著名な物と言えば、やはり世界三大珍味の1つに数えられる「キャビア」である。
キャビアとはチョウザメの卵の事のみを指し、その他の魚卵で作られた類似食品は「キャビア代替品」である。
20世紀にはチョウザメの漁獲高は80%近くがこのカスピ海産であった。現在では乱獲などのせいで天然漁獲高は減少、中国の養殖ものが実は出荷数世界一なのである。ロシア産もまだ多いがな。
そしてこのチョウザメが取れるカスピ海は年々推移が激減しておるそうな。これは気候変動やダムの乱立などが理由として挙げられよう。
このカスピ海とチョウザメを見るに思う事は、地球環境問題とそして「代替食」である。
人工イクラはご存じの者も多かろうが、実は人工キャビアを作っている会社は日本でも既にあるのだ。
その名も「キャビアンヌ」で、ホクユーフーズ(未上場)が作っておる。味、風味共にキャビアのもの。拙者も好物であるぞ。
<ジュルリ>
そこで今回は今後も続く地球環境問題や絶滅などによる「代替食」の更なる発展を見越して、代替食を生産する企業を紹介して参ろうぞ。
まずは傘下のネクストミーツが代替肉や代替ツナを作っておる薬王堂ホールディングス(7679)
次に代替たんぱくの開発技術を活かして魚不使用のフィッシュフライを販売しておる日本ハム(2282)
さらには植物由来のチーズであるアナログチーズを販売するマリンフーズを傘下に持つ双日(2768)等が挙げられよう。
以上である。
ではここで戦国時代随一の食通とされる千利休※1 いわく
「家は洩らぬほど、食事は飢えぬほどにてたる事なり」
現代訳 家は雨漏りしてなければよく、食事は飢えない程度にあればよい。
今後も食糧問題がある限り、代替食の食文化は拡大発展して参ろう。日本食文化が広がれば代替魚などの需要も更に高まるであろうしな。
拙者はカロリーがなく、かつ美味しい代替食や代替スイーツなどが生まれてくる事に期待しておるぞ……。
【次回予告】「アスナ、性楽説を語る」
乞うご期待……
~ 言の駿馬で次回も駆けて参ろうぞ ~
アスナのおまけ註釈
※1 千利休(1522年 - 1591年)
戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した茶人。わび茶を大成させ、茶聖と称えられる。堺の商家に生まれ、茶道に傾倒し、やがて織田信長、豊臣秀吉に仕え、茶頭として活躍した。数々の名言を残し、その洗練された茶道は、今日の茶道の基礎を築いた。しかし、豊臣秀吉との関係が悪化し、切腹に追い込まれた。その生涯は、華やかさと悲劇を併せ持ち、茶道史に大きな足跡を残した。
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アスナの偵察中銘柄
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薬王堂ホールディングス(7679)
日本ハム(2282)
双日(2768)
※アスナが取り上げているのはあくまでも【紹介】であり推奨ではありません。株価の上昇を約束するものではなく、投資の最終的なご判断は自らの責任でお願い致します。
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偵察中銘柄の戦況伝達
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☆紹介後 株価2倍超え銘柄☆
☆グランディーズ(3261)
6/20より偵察中
上昇率239.59%(株価約3.39倍)
当コラムでも取り上げた株主優待が強烈であったと思われ急騰。
紹介時から株価3倍超えである、利益を得た者は褒めて遣わす!
☆リベルタ(4935)
7/2より偵察中
上昇率220.83%(株価3.2倍)
☆POSTPRIME(198A)
6/13より偵察中
上昇率217.11%(株価3.17倍)
☆倉元製作所(5216)
4/29より偵察中
上昇率174.17%(株価2.74倍)
☆ビートHLDSリミテッド(9399)
8/9より偵察中
上昇率221.75%(株価約3.21倍)
中国株への注目再来で再浮上か。利益を得られた者は賢者である!
☆Japan Eyewear Holdings(5889)
5/5より偵察中
上昇率108.85%(株価約2.08倍)
∇ウェルディッシュ(2901)
9/3より偵察中
上昇率110.20%(株価約2.1倍)
紹介時より順調な歩みを経ていよいよ2倍!
上手く乗れた者はニッコリであろう。
∇グロースxP(244A)
9/10より偵察中
上昇率80.34%
破竹の7連騰後再浮上か。
全て、いやせめて半分は売り利益を確定するが上策であろうな。
∇ベースフード(2936)hot!
7/1より偵察中
上昇率82.75%
拙者も愛食しておる完全栄養食の企業。
やはりメルコHD社長保有の報せは響いたか。しっかり利益確定しておくのだぞ。
∇センコーグループHLDGS(9069)
6/4より偵察中
上昇率23.89%
物流一括の大手。お手本のような着実な歩みで右肩上がりを続けておるな。しっかりと利食えておろうな?
(紹介時からの高値騰落率で表示。執筆時点)
【一騎騰千、利食い千人力であるぞ】
早くももう10月も末となって参った。何か忘れておらぬか?
そなた、よもや【ハロウィンジャンボ】の申し込みを忘れておるなど許されぬぞ?
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