デジタルホールディングス（2389）
ネット広告代理店大手。DX支援や金融投資事業も手がける。
昨日引け後に今24年12月期業績予想の上方修正を発表。営業利益が4億9000万円から10億円（前期比62％増）に拡大する見通し。同時に未定だった年間配当を65円としたことも発表している。配当利回りは6％近くまでアップする形となり、投資資金を呼び込んでいるようだ。前場の株価は窓開け急伸。寄り付き坊主のため、短期利確売りをこなした後の展開に期待。

マミヤ・オーピー（7991）
券売機やパチンコ周辺機器、ゴルフシャフト製造販売。システム開発にも注力。
昨日発表の今25年3月期上期決算で、売上高が206億400万円（前年同期比74％増）、経常利益が55億900万円（同2.1倍）と急拡大して着地した。全国のパチンコ店舗数が減少傾向にもかかわらず、スマートパチスロの設置台数が順調に伸長したことに加え、新紙幣対応の紙幣識別機への入れ替え需要も計画を上回ったようだ。
通期予想は据え置きのため、今後は上振れ期待が株価押し上げ材料となりそうだ。

ヨンキュウ（9955）
人工孵化やマグロ、うなぎの養殖、鮮魚の流通・販売など。
11/1に西本Wismettac（9260）子会社でアジア食品の開発や海外販売を手掛けるWismettacフーズとの資本業務提携を発表。これにより養殖魚の海外販売拡大を目指すほか、海外販路需要や市場動向の情報共有が可能となる。さらに鮮魚の人工種苗の共同開発も検討しているようだ。日本の鰻はインバウンドにも大人気で、うなぎの生産量が世界一多いとされる中国人からの人気も高いため、アジア市場での活躍に期待がかかる。株価は2050円前後での横ばい推移が続いており、火柱高が起きやすい様相となっている。明日決算発表予定。