ASJ（2351）
サーバーホスティングや決済代行事業を展開。
8月発表の4-6月期1Q決算は、売上高が6億5400万円（前年同期比9.9％増）、最終損益は400万円の赤字（前年同期は4500万円の赤字）で、その他の各利益も赤字幅縮小で着地した。また、今期は医療機関向けの納品が4Qに集中する見込みで、売上収益および利益も4Qでの積み上げが期待される。また、同社の2箇所目のデータセンターである姫路ラボ＆サーバセンターが無事に施工されたため、今後は事業基盤の強化と共にさならる業容拡大が可能になると見て注目。株価は200日線を目前に控え足踏み状態。押し目を監視。

エコナック（3521）
サウナ・スパ施設や温浴施設事業を展開。
昨日発表の25年3月期2Q累計決算を発表。売上高は9億6000万円（前年同期比6.3％増）、営業利益は1億3400万円（同3.7倍）となり、営業利益は対通期計画で進捗率55.8％をクリア。主力の温浴施設「テルマー湯」の入館者数が好調だったことが背景のようで、これから冬を迎えるにあたり、サウナ等の温浴施設はさらに活況となることが予想される。通期業績予想は据え置いており上振れ期待で注目。前場の株価は窓開け急伸。

LisB（145A）
現場向けビジネスチャットを軸にDX支援事業を展開。建設業向けに強み。
IIJ（3774）やスパイダープラス（4192）などと業務提携を行い、建設業や大手企業からの引き合いを強めている。今期業績予想は売上高が前期比＋30％の16.6億円、営業利益は1.5億円と過去最高を見込む。主力のビジネスチャット「direct」は航空や製造業などの建設業以外への拡大も積極的に進めており、成長余地のあるサービスと見ている。3月の上場から株価は低迷中だが、本日前場は25日線を捉え始めている。