株価だけでこの銘柄を保有していませんか?
RIZE(8836)
夢みつけ隊(2673)
KOZOホールディングス(9973)
などの株価100円前後、ないし100円以下の超低位株です。
本日は、超低位株、いわゆる俗に言う「ボロ株」と呼ばれる銘柄の動きが活発です。
基本的に投資家から敬遠されがちであり、ある種の手控えムードが漂っていたように感じられた低位株市場に買いが集り、活況を呈している様子が見られました。
しかし、この活況の裏には、投資家が見落とせないリスクが潜んでいます。
超低位株は、その名の通り株価が極めて低い水準にある銘柄です。
多くの場合、赤字が続いていたり業績が低迷していたりと、企業の財務状況が安定していないケースが少なくありません。
また、投資対象として何らかの問題を孕んでいると見られるため、出来高も低く市場からの注目度も低い点も特徴の一つでしょう。注目度が低く判断材料となる情報も出回りにくいかと思われます。
このような状況下で、なぜ今、低位株に注目が集まっているのでしょうか。
それは、一部の投資家が
・低位株が大幅に上昇する「大化けドリーム」を期待している
・手持ちの資金が少ないため、小額で買えるものを物色している
などが要因の一つとして推測できます。
確かに低位株は、小額の資金で買える上にごくまれに急騰し、大きなリターンをもたらすことがあります。しかし、その一方で、上場廃止になったり、株価が長期にわたって低迷したりするリスクも非常に高いのです。
【割安株】と【超低位株】は違います。
超低位株と、俗に言う「割安株(バリュー株)」は、価格が低い株価であるという点では似ていますが、その性質は明確に異なります。
低位株と言うのは業績、及び属する業界の状況などの諸条件が重なり価格が低くなっています。
対して割安株と言うのは、不当に低く評価されて実際の価値と相違があるような株の事を指します。
超低位株が株価が一時的に上昇したとしても、それはあくまで一時的な現象に過ぎない事が少なくありません。
なぜならば企業の業績が改善しなければ、株価は再び下落に転じる可能性が高いからです。
特に、赤字が続いている企業の場合、黒字転換の見通しが立たない限り、株価の回復は期待できません。結果として、投資資金が回収できず、塩漬けになってしまい少ない手持ちでやりくりしていた場合、更に厳しくなり行き詰ってしまうリスクも高まるでしょう。
確かに超低位株の中には、将来性のある企業が隠れている可能性もゼロではありません。
しかし、そのような企業を見つけることは容易ではなく、特に投資初心者には至難の業です。多くの場合、投資家は情報不足や経験不足により、有望な企業を見極めることができないかも知れません。
結論として、超低位株への投資は、非常にリスクが高いと言えます。
一攫千金を夢見て、安易に投資することは避けるべきです。
投資を行う際には、企業の財務状況や事業内容をしっかりと分析し、長期的な視点で投資を行うことが重要です。業績が安定しており、将来性のある銘柄に投資することをおすすめします。
※上記は売りを推奨したり、投資の安全を100%補償しているものではありません。投資のご判断はご自身の意思で行ってください。
■本日の取り組み注意銘柄
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