千客万来！よくぞ参った！そなたの来訪、心から嬉しく思うぞ。

いやはや昨日は痛快であったな。

当コラムにて紹介した2銘柄の連騰の事である。

8/9紹介　オムニプラス（7699）が前日比12.62％の上昇
6/5紹介　ニッポンインシュア（5843）が同9.21％上昇

と心地よき騰勢を見せておる。
上手く利益を得た者よ、おめでとう！と称えようぞ。
＜ﾆｯｺﾘ＞

しっかり利食いをし、今からのって高値掴みと……なんて事態には用心する事である。

さて、昨日の質問にご回答いただいた諸兄姉らには感謝申し上げようぞ。
質問は「テンバガーはお好きか？」と言うものであったが、結果は「もっと20倍30倍に賭けたい！」や「短期2倍とか早さがないと嫌だね」を抜いて50.8％の者が

「もちろん！テンバガー大好き」

と答えたのは想定の範囲内なれど少々意外であったな。
これは興味深い。こたびの結果を今後の研鑽(けんさん)の糧といたそう。

【閑話休題】

こたびは今後の「新しい金脈」ではないかと思うものを紹介いたそうぞ。

拙者は陸上養殖が新たな投資対象として注目いたしておる。

国内の漁獲量が危機的な減少傾向にあり、イカやサンマの記録的不漁はご存じの者も多かろう。
そして世界的な人口増加に伴う食料需要の高まりなどから、水産物の需要はますます高まっておる。海洋国家で地下資源に乏しい日本にとって、海洋資源は生命線でもある。

そして陸上養殖は自然環境の影響を受けにくく、生産性を高めやすい点が特徴である。
個人的な推しポイントは「漁業権が不要」な点であるぞ。これは参入障壁を大きく下げるものであるな。
これまでにない品種や技術を編み出すスタートアップ企業も現れてこよう。
また、水質汚染や養殖魚の流出といった環境問題を抑制できることから、持続可能な水産物生産の解決策として期待されておる。そこで国策として大きな資金が投入される事も十分シナリオとして予想できる……

ズバリ、それこそが【新しい金脈】であると、拙者は申したいのである。


国際連合食糧農業機関（FAO）の報告によると、水生動物生産において養殖業が捕獲漁業を初めて上回った。

新興国を中心とした人口増加と経済発展によって、世界的なタンパク質需要の増加が見込まれることを考えれば、養殖市場はさらに拡大する可能性が高いと読んでおる。

日本においても、丸紅（8002）やJR四国（非上場）など、大手企業が陸上養殖に参入し始めておるのは既知の方もおろうな。
三井物産 （8031）も17年4月、陸上養殖ベンチャーのFRDジャパン出資し、サーモントラウト陸上養殖事業に参画した。このFRDの第三者割当増資に参加しておるSTIフードHD（2932）なんかも注目に値しようぞ。
他にも子会社である弓ヶ浜水産が20年5月、鳥取県米子市に米子陸上養殖センターを開設したニッスイ（1332）、またコーナン商事（7516）もホームセンターの駐車場の一角でバナメイエビの陸上養殖を開始しておるな。

日本の漁獲量が減少しておる主な原因は、とても乱暴に申せば「獲り過ぎ」である。
科学的根拠に基づいた資源管理を行っておる国々では、実は漁獲量を制限することで資源の持続可能性を確保しておる。
しかし悲しいかな、日本では依然として乱獲が問題となっており、多くの魚種が減少しておるのであう。

陸上養殖は、日本の水産業の新たな成長推進剤となる可能性を秘めておる。安定的な水産物供給、環境負荷の低減、新たな雇用創出など、様々なメリットが期待できる。しかし、一方で、既存の漁業との関係や、消費者の意識改革など、課題も残されておるのは留意が必要であるぞ。

投資の視点から見た陸上養殖も、個人的に成長性の高い市場であり、投資家にとっても魅力的な分野ではと見込んでおる。
減少する漁獲量を補い、持続可能な水産物生産を実現するための重要な手段であり、技術革新や消費者の意識の変化によって、新たな商機が生まれ、市場はさらに拡大していくであろう、とな。
長期的な視点で、この成長産業に注目する価値があると言えような。

ではここで江戸時代の蘭学者である渡辺崋山※1　いわく

「眼前の繰廻しに、百年の計を忘れるなかれ」
意訳⇒短期計画と長期計画のバランスの重要性をとれ
［八勿（ぶつ）の訓］より


そうそう、最後に一つ。
金脈、ゴールドラッシュで儲けた者は金を掘った者ではなく、金を掘りに来た人間にまつわる物を売ったり整備したりと周辺で儲けた者であることはお忘れなきよう。


【次回予告】「師走前に夢を見れる銘柄」

乞うご期待……

～　言の駿馬で次回も駆けて参ろうぞ　～

アスナのおまけ註釈

※1渡辺崋山（1793年-1841年）
江戸時代後期の画家、蘭学者。三河国田原藩士。山水画や人物画、特に肖像画を得意とし、写実的な画風で知られる。西洋の科学や思想にも関心を持ち、高野長英ら蘭学者と交流し、蛮社の獄に巻き込まれるなど波乱の生涯を送った。藩政改革にも尽力し、多才な人物として知られる。代表作に「鷹見泉石像」などがある。

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　アスナの偵察中銘柄
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STIフードHD（2932）
ニッスイ（1332）
コーナン商事（7516）

ザ・裏道王道銘柄（****）11/19 15:30まで!

※アスナが取り上げておるのはあくまでも【紹介】であり推奨ではありません。株価の上昇を約束するものではなく、投資の最終的なご判断は自らの責任でお願い致します。

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　偵察中銘柄の戦況伝達
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☆＝紹介後 株価2倍超え銘柄☆

☆ビート（9399）
8/9より偵察中
上昇率297.02％(株価約3.9倍)

☆グランディーズ（3261）
6/20より偵察中
上昇率239.59％(株価約3.3倍)

☆リベルタ（4935）
7/2より偵察中
上昇率220.83％(株価約3.2倍)

∇JINSHD（3046）
6/18より偵察中
上昇率70.03％
やはり日本の眼鏡界隈は強いと言う印象である。
優等生のごとし右肩上がりは健在か。

∇オムニプラス（7699）hot!
8/9より偵察中
上昇率45.49％
更に上値を追うか節目700円が意識されるか。
本日が分水嶺かも知れぬ。利食っておくがよかろう。

∇ニッポンインシュア（5843）NEW!
6/5より偵察中
上昇率28.31％
そろそろ上昇一服の頃合いか
上手く利食えた者は素晴しい！と申しておこうぞ。

（紹介時からの高値騰落率で表示。執筆時点）

【一騎騰千、利食い千人力であるぞ】

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テンバガー候補が好きな者は逃せば後悔必至と見ておる。

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