昨日の当コラムでもご紹介したとおり、本日夜、米国市場は12月のトリプルウィッチングデーを迎えます。

NYダウは昨日こそ11日ぶりの切り返しとなったものの、その前日まで、1974年以来50年ぶりの10営業日連続安を記録。
相場の転換点となりやすいトリプルウィッチングデーを経て、大きく反転し、一気に年末ラリーへと進む背景は整ったものと見ます。

2024年12月20日14:30配信【必ず見るべし！日本株の年末年始を全て攻略する】
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そこで本日は、国内の株式市場の背景をも簡単にチェックしておきましょう。

12/6で終わった週の信託銀行の日本株買い越し額は2800億円超でした。
この買い越し額は過去半年間で最大レベルだった点に注目しています。
12/13で終わった週の買い越し額もおよそ1780億円とそこそこ大きく、新年度からのGPIFの日本株ウェイト変更を見越した、「事前調整」的な買いを示唆しているようで、良い意味で怪しい感じです。

さらに、12/6で終わった週も、12/13で終わった週も、日経平均のサイコロ（騰落）は4勝1敗で、月～木プラス、金マイナスという「リズム」でした。
今週は全く逆で、月～木マイナス、本日金曜は今のところ、プラスとなりそうな展開です。

やはり日本の株式市場についても、相場の「リズム」的には転換点に差し掛かっており、来週にも一気に「逆回転」となって、年末ラリーに向かうという読みは、妥当なものとの考えます。

後々にもあらためてご紹介する予定ですが、個人的には1月の日銀会合でも、利上げは見送られる可能性が高いと思っており、年末・年始にさしたるリスクイベントは無いものと想定しています。

加えて、新年1月6日から15日の間に、中小型成長株群の決算発表予定が400社予定されている事から、今現在から年末までの間にも、その決算発表を前にした企業のポジティブなIR開示が発出される可能性アリと見ています。

実際に本日は、昨日の取引終了後に何らかのIR開示を行った、弊社の有料推奨銘柄群の株価が上ブレしたり、出来高が増加したりする事象が散見されています。

この動きが来週以降も継続して、それが代わる代わる「周回連鎖」するようになると、それが「ラリー」へとつながるワケです。

楽しいクリスマスとなりそうですね。



執筆：木村泰章

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　単発スポット銘柄の見解
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◆≪木村泰章の一粒万倍銘柄≫
　The wait is over！
　来週は一気に年初来高値を更新かも？

◆≪S高メソッド銘柄≫
　「リズム」がプラスに転調した典型的な一例と申し上げて宜しいでしょう。
　ハッピーレターを配信させていただいたので、ご確認ください。

◆≪木村泰章のギャラクシーダイヤモンド銘柄≫
　上のS高メソッド銘柄と同様ですね。
　まさしく嬉しい「連鎖反応」と見ます。

◆≪【歳末大感謝祭】金の福袋銘柄≫
　ハッピーレターを配信させていただいたので、ご確認ください。
　下期にかけて業績が拡大する見込みですから、年末年始にも高値更新が期待されましょう。

◆≪【木村泰章のザ・カリナンダイヤ銘柄-PREMIUM-】≫
　特に何かIR開示があったわけではありませんが、売り物薄の中株価は小じっかりで出来高も増加中。
　良い意味で怪しいですね。

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　個人的に注目している銘柄
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