新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

昨年を振り返ると、8月初頭の暴落相場が多くの投資家を震え上がらせた。短期目線の投資家が次々と市場から退場し、中長期投資の有効性が再び示された年だったと言えるだろう。

国内では石破政権が発足し、批判の声が絶えず与党が過半数割れしたが、政権は維持された。一方で、アメリカではトランプが大統領に返り咲き、今月20日には第47代大統領として就任式を迎える。気になるのは78歳という高齢。暴走を懸念する声もあるが、「ASUNARO　CLUB」でも伝えたようにバランスの取れた閣僚陣が揃っていることから、過剰な心配は不要だろう。

今年はヘビ年。相場格言「卯跳ね、辰巳天井」が頭をよぎる。昨年（私の干支：ドラゴン）は格言通りバブル後の高値を更新し、高値もみ合い商状で終えている。今年は天井の年となるが、売りに偏った姿勢は避けたい。天井がどこなのかを探るには時期尚早であり、高値を更新していない銘柄がまだ多く、個別株物色がさらに活発化する可能性がある。

また、今年は自分にとっても重要な年だ。昨年の荒波を乗り越え、進化したあすなろの力を存分に発揮する時だと捉えている。「投資家の勝ちこそが我々の価値！！」というスローガンを再び掲げ、皆に「あすなろと付き合って良かった」と思ってもらえるよう精進する。

干支のヘビだが、自分にはドラゴンの子供に見えて仕方がない。今年も「自分の年」と都合よく解釈している。強引だと思われても構わない。強引にでも背中を押し、力強くサポートしていく所存だ。昨年は「意外と話すと優しい」と言われたが、今年はそこに「頼りがい」を加えた存在を目指す。

そして、2025年、まさにブチ上がりそうなテーマや個別銘柄はすでにストック済みだ！正月ムードで皆にシェアしたいところだが、まずは昨年12月20日に公開した「ASUNARO CLUB」に沿った展開が待ち受けていると予想する。大発会の週（1月10日予想）に発表される台湾TSMCの月次売上に注目してほしい。2024年12月の売上が堅調に推移すると見ており、それを好感して、米エヌビディア祭りからAI関連、半導体関連へと発展していく流れが生まれるだろう。今月は予想以上に強い相場になると見ている。

さらに、昨年はフジクラ（5803）を筆頭に、AI需要への期待から逆算したインフラ株が大いに盛り上がった。ここ数年を振り返ると、海運株、防衛関連株、インフラ関連といった大型株から大きく化ける銘柄が毎年のように登場している点にも注目すべきだ。そして、昨年末に自動車業界の再編が報じられたことで、自動車関連株は外せないテーマになるであろう。

以上、今年も宜しくお願い申し上げます。

執筆：億男W


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　単発スポット動向
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