国内株式概況

　 　
本日の国内株式市場は、朝方は高値警戒感から利益確定売りが先行して始まった。
昨日が権利付最終売買日だったことや、本日が実質月内受渡最終売買日だっことも影響。
その後は、内需関連を中心にジリジリと値を戻し、日経平均株価は後場中頃よりプラス
に転じこの日の高値で取引を終了した。
日経平均株価は7日続伸で連日の年初来高値を更新、ＴＯＰＩＸも、4日ぶりに上昇した。
半面、新興市場はＪＡＳＤＡＱ平均：2344.51（-2.19）、ﾏｻﾞｰｽﾞ指数：1983.69（-4.62）
ﾍﾗｸﾚｽ指数：2977.62（-1.97）と下落した。


（指数）
日経平均株価：14784.29円（+41.71円）
ＴＯＰＩＸ　： 1529.67P （+12.03P）

（業種）
業種別指数は、33業種中、22業種が上昇。

値上がり率1位・・・銀行業
三井住友ＦＧ（8316）、十六銀行（8356）、みずほＦＧ（8411）。
値上がり率2位・・・保険業
日新火災（8757）、ニッセイ同和（8759）、Ｔ＆ＤＨＤ（8795）。
値上がり率3位・・・証券・商品先物
大和証券Ｇ（8601）、みずほｲﾝﾍﾞｽﾀｰｽﾞ証券（8607）、いちよし証券（8624）。
その他・・・不動産業、卸売業、鉄鋼など。

値下がり率1位・・・化学
トクヤマ（4043）、信越化学（4063）、積水化学（4204）。
値下がり率2位・・・電気製品
日立国際電気（6756）、ｱﾄﾞﾊﾞﾝﾃｽﾄ（6857）、ﾃﾞﾝｾｲﾗﾑﾀﾞ（6917）。
値下がり率3位・・・鉱業
帝国石油（1601）、国際石油開発（1604）、関東天然瓦斯開発（1661）。
その他・・・食料品、水産・農林業、ガラス・土石製品など。

（個別銘柄）
＜上昇＞
Ｅｽﾄｱｰ（4304）/260,000円（+40,000円）・・・ヤフー・ジャパン（4689）との業務提携を発表。
日本ｼﾞｬﾝﾎﾞｰ（9677）/1,050円（+100円）・・・2006年9月期の黒字転換見込みを好感。
ｺﾝﾄﾞｰﾃｯｸ（7438）/1,225円（+68円）・・・建築物の強度・耐震関連で、耐震ブレース。
ＮＥＣｲﾝﾌﾛﾝﾃｨｱ（6705）/562円（+80円）・・・ＮＥＣ（6701）が1株569円でＴＯＢ。
京写（6837）/329円（+80円）・・・ストップ高。本日から1：2の分割権利落ち。

＜下落＞
ｻｲﾊﾞｰﾄﾞ（4823）/235,000円（-40,000円）・・・ストップ安比例配分、中間決算で大幅減益。
ＡＤＴＸ（6739）/30,300円（-4,000円）・・・ストップ安比例配分、平成電電の破綻で赤字転落。
ＳＦＣＧ（8597）/25,300円（-3,000円）・・・白紙委任状不正取得で、金融庁が業務停止処分。
Ｔ-ＺＯＮＥ（8073）/4,440円（-500円）・・・昨日決算発表で業績好調も材料出尽し。
ﾏﾙｷﾝ忠勇（2538）/243円（-31円）・・・9月中間決算を下方修正、一転減益に。




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