株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2025-01-15 17:00:00

木村泰章の機関投資家が読むコラム

どうするトランプ氏?<あなたご自身はどうする?

トランプ氏の大統領就任を目前として、様々なフェイクニュースが飛び交っている模様です。

その中には、「関税政策を実現する為にトランプ氏は大統領として国家の緊急事態を宣言する。韓国の戒厳令発布を理由に韓国大統領が拘束令状を執行されたように、20日の大統領就任と同じタイミングで、反トランプ派が再度トランプ氏の暗殺を企てるだろう」というものまであるのだそうです。

う~む、可能性はゼロじゃ無いでしょうけど、まぁ、ありえないでしょうね。
フェイクニュースというよりも、フィクション映画みたいなシナリオという印象です。

ただ、それほどまでに、トランプ氏の主導する各種政策が、「破天荒」で「過激」な内容となり、それに世界経済が振り回されるという「不確実性の増大」が懸念される局面と言えましょう。

「不確実性の増大」なのですから、現段階であれやこれやと予想するのは的外れであるように思います。

つまり、「トランプトレード」に代表されるような、短期的で野次馬的予想は合理的根拠に欠けるよ、という事です。
「不確実性=リスクの増大」を投資行動上の懸念事項だとお考えになるのであれば、今は動かず1月終盤まで売買を控えるべきでしょうし、「リスクは承知のうえ」とお考えになるのであれば、将来的・長期的な目線から、ちょっとずつ買い仕込みを進めて行けば良いだけです。

あすなろは、ここを1月~3月という年始タームの「買い仕込み場」と考えています。
3月末の日経平均は42000円、その原動力となるのは昨年と同じように、旺盛なAI需要を受けたDX関連全般の「一斉蜂起」と想定しています。

半導体受託製造で世界最大のTSMCは、1月16日に2024年10-12月期の決算発表を予定しています。
決算数値そのものよりも、2025年の半導体市場に関する見通しが焦点となりましょう。

トランプ氏の関税政策がどうなろうとも、それが「直接的に」、半導体関連企業の経営環境に重大な悪影響を及ぼすものとは考えにくいように思います。
ビジネスマンとしての手腕に長けているトランプ氏が、いくらアメリカファーストとは言え、米国経済にしっぺ返し的な悪影響を及ぼすような政治的判断を下すとは思えません。

日本政府は、米国赤十字社を通じてLAの山火事被害に対して約3億円の支援を行う事を発表しました。

トランプ氏が大統領に就任する直前のタイミングですから、人道上も、政治的駆け引きの上でも、妥当な判断だと思います。
ウクライナのゼレンスキー大統領でさえ、ウクライナの消防士を派遣する意向を伝えたり、日本人選手が数多く活躍する米大リーグは、12億円もの寄付を申し出ているほどですから。

10日付の当コラムでもお伝え申し上げましたとおり、あすなろは、この先の日本株式市場について、強気の見通しを維持します。
特に、1月中と2月にかけては需給面の改善から、個人、企業、年金、外国人という投資主体の大半が、買い姿勢を強めると想定している為です。

1.信用取引期日明けでアク抜けを期待した買いが流入しやすい
2.自社株買いは今後も高水準状態が続く(今週以降が年始の発表タイミング)
3.公的年金が4月からの新年度に株式ウェイトを引き上げる可能性アリ(4月前に動き始める)
4.外国人投資家も1月末から3月末まで日本株買い姿勢に転じる可能性アリ(IMFの経済見通しを受け)
5.今年も昨年の1月~3月のような「AI/DX関連銘柄群一斉蜂起」が期待される

トランプ氏がどうするかが問題なのではありません。
会員様各位ご自身がどうなさるのかが問題なのです。
先回り気味に今から買い始めるか、方向性が定まってからゆっくりと追従買いするのか、ご自身のリスク許容度に応じてご判断いただきたいと存じます。

あくまでも、あすなろは強気、という点をあらためてお伝えする次第です。



執筆:木村泰章

━━━━━━━━━━━━━━
 個人的に注目している銘柄
━━━━━━━━━━━━━━
◆フロイント産業(6312)
◆GSユアサ(6674)
半導体関連銘柄一斉蜂起の先には、出遅れていた自動車関連の底入れ反転も期待されましょう。
全固体電池関連企業の中には、さすがに「下げ過ぎ感」も台頭し始めています。

━━━━━━━━━━━━━━
 私のコラムで紹介した銘柄
━━━━━━━━━━━━━━
◆アシックス(7936)
 昨年来の高値を更新。
 上値追いの動きが継続中です。
 昨年10月10日のご紹介時からの高値騰落率17.31%。

◆トレファク(3093)
 3Q決算発表を受けて大幅高。
 5日移動平均線に続き、25日移動平均線も75日移動平均線を上回りそうです。
 昨年10月16日のご紹介時からの高値騰落率12.27%。

◆日本特殊陶業(5334)
 昨年末に5000円台に回帰しましたが、この1月~3月のうちに、昨年の高値をも上回ってくるものと期待。
 昨年9月5日のご紹介時からの高値騰落率24.07%。

━━━━━━━━━━━━━
 単発スポット銘柄の見解
━━━━━━━━━━━━━
◆≪緊急即日公開銘柄2024[第22弾]≫
 銘柄公開後の高値を更新。
 第2利確ポイントも射程圏内と見ます。

◆≪緊急即日公開銘柄2024[第19弾]≫
 コチラも銘柄公開後の高値を更新。
 上値追いの展開に進む事を期待致しましょう。


★新春あすなろイベント第3弾★
【利益ザクザク☆大儲けセレブ銘柄】
只今、人気シリーズ最新銘柄の情報が公開されています。
2025年初の大抽選会を開催、あなたはどちらに当選なされましたか?
ぜひともご確認の上でご参加になり、新春ボーナス利益を狙ってください。
▼        ▼         ▼

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック