▲蹴りを誘発する魚の玩具で遊ぶ猫

動意直前にご紹介した株価3.4倍の仮想通貨関連銘柄について

仮想通貨関連のリミックス（3825）について、当コラムで11/7にご紹介してから、株価は3.4倍まで上昇しました。

本格的な動意付きを11/14とすると、紹介から動意付きまでたった6営業日です。

そして、株価は3.4倍まで上昇という結果となりました。

なぜこのように短期での動意付きを見抜いたのか？

今回は帰納法とか演繹法とかロジック的なものではなく、単に出来高と移動平均線を見ただけです。

今まで株価は25日線の下で推移していましたが、11/6に同線に肉薄し、出来高が増えました。

しかしザラバで突破することはできませんでした。

翌営業日の11/7の朝に再び出来高が急増し、一時的に同線を突破しました。

直近の決算発表前に抵抗線を突破すれば、そのテクニカル面の一時的な好転が、ファンダメンタル情報の内容はどうであれ、プラスに働くと考えたのです。

＊他にも出来高面で分析した点はありますが、長くなるため割愛

そして株を買うことが買いをよぶフィードバックが起こり、急上昇することも想定されました。

行動経済学における三輪、植田の研究によると、株価のファンダメンタル情報がない状況下でも出来高の上昇が、株価変動の持続性上昇との関係と正の関係が成立する可能性が高いと明らかになっています。

今回も、長期間低空圏でさまよっていたリミックスの株価は、有用な新規情報がなかったにも関わらず、出来高の上昇による一時的なテクニカルの好転によって、翌週発表された決算や付属情報も、「内容はどうにせよ他の投資家は買いに回りそうだ」というシグナルを与えたものと考えることができます。

上記の決算内容を受けての株価変動は、ゲーム理論におけるナッシュ均衡不成立時のいわゆる「実験ゲーム理論」＝証券市場における特質（ケインズ、“美人投票”）のポジティブ・フィードバックと言われるものです。（同志社大、田口、「証券市場への実験ゲーム理論的接近」、2007）

去年の同時期も、テクニカル面の好転は見られ、その後の決算においても、経常損益の黒字転換や健康福祉事業の本格参入に関する資料の発表等、大型IRが連発したものの、もともと出来高は高い水準で推移していたこと、新規ファンダメンタル情報の早期織り込みといった要因からほとんど株価は上昇せず、その後低下に向かったものと見られます。

本日の処方3銘柄

ナカバヤシ（7987）
エフテック（7212）
日産車体（7222）

それではお大事にどうぞ。


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■ マサトがご紹介した銘柄
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社長大石の大御利益銘柄（****）
＊株価700円以下

ナカバヤシ（7987）
エフテック（7212）
日産車体（7222）

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■ マサトがご紹介した銘柄の動向
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リベルタ（4935）
配信日：2024/10/21
高値騰落率：966.78%
⇒たった2ヶ月強で株価11倍。次の銘柄候補はページ下部をご覧下さい

リミックス（3825）
配信日：2024/11/07
高値騰落率：242.41%
⇒遊びすぎは厳禁

ククレブ（276A）
配信日：2024/11/13
高値騰落率：107.44%
⇒株価2倍超え！マネーゲームは終わりにしよう

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