第2次トランプ政権がスタートし、市場が懸念していた「不確実性」は、ひとまず「限定的」と判断され、むしろ、リスクイベントを通過したアク抜け感こそが意識されやすい局面となってまいりました。

日経平均、TOPIXに続き、本日はグロース250指数が200日移動平均線を上回ってまいりました。
同指数は一目均衡表上の雲（抵抗帯）の上限も上抜きました。
一方、先んじて200日移動平均線を上抜いて、半導体関連銘柄群を牽引してきたディスコは、昨日の決算発表を経て利益確定が優先され、本日は反動安となりました。

こうした動きは市場が正常に機能している事を示していると申し上げてよろしいでしょう。

本日お昼に日銀は利上げに動きましたが、既に市場は織り込み済みであった事から、「ほぼ無風」状態での通過となった事も、市場機能が正常にワークしている証拠と言えましょう。
急伸した銘柄は売られやすく、過度に売り込まれていた銘柄は買われやすく、一気に4万円を回復した日経平均は、「スピードの調整」で4万円を割り込む局面が見られた点も「正常」と見ます。

今まで過度に外部要因の影響を受けてきた市場が、個別要因こそに着目しはじめたものと見ます。

となりますと、「日経平均は4万円を回復したのに、自分の保有している銘柄群はどうも冴えない」というお見立てについても、過度なご心配は無用であるように思います。

中小型成長株群個別銘柄も、概ね、グロース250指数と同様に、200日移動平均線を上回り・上放れる展開に進むものとみておりますが、テクニカル上の分類で、「既に200日移動平均線の上に株価が位置しており、上昇トレンドが示現している銘柄」、「未だ株価が200日線の下にはあるものの下値を切り上げている銘柄」、「上記2つに当てはまらない銘柄」の3つに大別してから、ご対応をひとつひとつ考慮なさるスタンスが宜しいものと存じます。

来週は、「200日線を上放れるかどうか」についても注目致しましょう。
日経平均はまず、3月末の43000円を目指し、グロース250指数は目先、700ポイントへの回帰を目指すものと考えます。
リスクオン志向でまいりましょう。

【社長大石の大御利益銘柄】はど～なのよ？
はい、とっくに200日線は上回っており、5日・25日・75日・200日の各移動平均線は、順当に上から並び初め、上昇トレンド形成の初動段階です。
是非ともご参加ください。



執筆：木村泰章

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　個人的に注目している銘柄
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◆オーケーエム（6229）
◆マルマエ（6264）
◆ナブテスコ（6268）
機械・部品セクターも出遅れ感が強かったので、その分上値余地は大きそうです。

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　私のコラムで紹介した銘柄
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◆アシックス（7936）
　昨日直近1年間の高値を更新しました。
　3500円～3600円は一旦利食い売り優先と致しましょう。
　少し休ませてあげないと。。。(^^)

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　単発スポット銘柄の見解
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◆≪緊急即日公開「トランプ大統領お祝い銘柄」≫
　銘柄公開後の高値を更新！
　来週には第1利確ポイントも射程圏内となりそうです。

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　こちらも第1利確ポイントも射程圏内となってきました。
　

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