株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-02-25 13:30:00

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全体フォロー:森より木を見て個別銘柄の仕込み時

<リスクオン姿勢で大丈夫!Part.4>

日経平均は方向感に乏しいレンジ相場が続いており、各種テクニカル指標を見ても、特に目立つものは見出しにくいように思います。

つまり、日経平均をはじめ、各株式指標を「眺めているだけ」では、個別銘柄の「格好の仕込みドキ」を逃してしまうことにつながりかねません。
今こそ、「森より木を見る」局面とご認識いただき、将来的な株価上昇を見込んで、買い仕込みを行うタイミングと申し上げて宜しいでしょう。

【国内株式指標の中ではグロース250指数の優勢が際立つ】
・2月4日~12日に6連騰を記録したグロース250指数は、その後も大崩れせず、その間の単純平均である670.1366ポイントが下値支持として意識されている印象です。
 上記期間の同指数の上昇は、個人投資家層の買いだけによるものとは想定し難く、機関投資家層の資金循環に伴う買いがむかったものと捉えており、この先も概ね670ポイントをメドに、下値の買い支えを狙ってくるものと想定します。

【決算発表総括:企業業績は順調に上向きを示唆】
・米国:米国の主要500社(S&P500指数構成企業)の2024年10-12月期決算発表は、1月31日までに179社が終了しました。
 ブルームバーグの集計によると、うち131社(73%)が市場予想を上回る1株当たり利益(EPS)を発表しています。
 また、米主要500社全体のEPS成長率は前年同期比+9.2%(決算未発表企業は市場予想を集計)と、24年7-9月期の同+7.4%を上回って着地する見通しとなっています。

・日本:2月18日時点でに、主要上場企業(除く金融)の99%が決算を発表し、全産業の10-12月期経常利益の前年同期比は19.4%増でした。(ソフトバンクGを除く)
 24年度(主に25.3月期)の経常利益に関する会社計画は約3割の企業が上方修正し、前年比2.6%増となりましたが、事前の市場予想コンセンサスの同5.9%増は下回る結果となりました。

・決算発表シーズンを通過して、国内の主要上場企業のドル/円想定為替レートは150円近辺に収束しつつあります。
 ドル/円の150円が企業業績に与える影響は「中立」で「軽微」と見ます。

・国内大手証券による機関投資家サーベイ(1月14日~24日では、日本株のキーファクターについて、「米国の政策動向/企業業績/日銀の金融政策」が上位3位を占め、前回調査(10月14日~18日)の1位だった「為替動向」は7位まで後退しました。

【需給面:グローバル運用を行う投資家の買いは主に欧州株に向かったが・・・】
・世界の主要株価指数についての直近の動きをみると、ドイツ株価指数(DAX)などの欧州株や、香港ハンセン指数の上昇が目立ちます。
 欧州株については、ウクライナでの戦争終結への期待、ハンセン指数については、AI関連のテック銘柄に資金が流入した事を示唆するものと見ます。

【需給面:日本株に対する海外投資家勢の売りは一巡しやや買い越しへ】
・年明け以降日本株に対して売り越し姿勢だった海外投資家は、2月10日~2月14日の間に現物・先物合計で約1,900億円の買い越しと、3週ぶりの買い越しに転じました。
 米国株と日本株を売って欧州株や中国株を買った海外勢の動きは、今後じわり逆回転に向かうものと想定されます。

【需給面:海外投資家の新規買い/買い増しも流入】
・2月19日には、英国のIndependent Franchise Partners(IFP)が資生堂に対して5.2%で大量保有報告書を提出。
 IFPはいわゆる「物言う株主」と目され、世界の消費財企業を中心に投資するファンドで、運用資産は約2兆円と推測され、日本株への大口投資は、2020年前後のキリンHD以来です。

・既に報道されているとおり、著名投資家バフェット氏は、日本の商社株を買い増す可能性について言及しています。

【需給面:自社株買いは高水準を維持】
・24.4月~25.2月19日までの、TOPIX採用企業による累積自社株買い発表金額は17.5兆円で、前年同期比の約1.8倍となり、堅調な自社株買い発表ペースが続いています。


いかがでしょうか?
日本株市場を取り巻く環境は決して悲観的な状況ではありません。
「森より木を見て」個別銘柄群の業績面にこそ注目し、将来的な株価上昇に期待して、買い仕込み姿勢を強めてまいりましょう。

投資における基本・王道であるハズの、「安く買って高く売る」を念頭に、今こそ「買い仕込みドキ」との認識を持って臨んでいただきたいと存じます。

なお、いま「買い仕込みドキ」と見る銘柄と言えば、「株ドクターマサトのテンバガー銘柄」です。

この機においても銘柄選別はやはり重要ですが、これから仕込むには格好の銘柄としてご案内しております。是非ご注目くださいませ。

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