全体フォロー:論より証拠:大型株よりも小型株の優勢が続く
「論より証拠」です。
トランプ大統領の就任から足元までの、日経平均/TOPIX/グロース250指数/グロース市場Core指数の4つの指標の推移を指数化チャートで確認して見ましょう。
(楽天マーケットスピードからのデータを引用し弊社作成)
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なんと!
一番上に位置しているのは、グロース250指数、その次がグロース市場Core指数、次いでTOPIX、一番下が日経平均である事がご確認いただけるはずです。
さすがに、個人投資家層の買いがグロース250指数に向かっているというだけでは、これほどのグロース優位性は説明が付かず、やはり、あすなろの見解どおりに、大型株群からの「退避マネー」が中小型株群に流入しているものと見ます。
Bloomebergの報道でも、投資家の小型株選好傾向が指摘されています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-27/SSBLBUT0G1KW00?srnd=cojp-v2-markets
日経平均も、「下げ過ぎ水準」と目される、ボリンジャーバンドの-3σ(執筆時37277.19円)レベルまで大幅下落となり、主力級大型株のシンボルストックのひとつであった、ディスコ(6146)が10%にも及ぶ大幅安となっているのに、なかなか底入れ感が示現していないように見えるのは、トランプ関税の行方を見極められるようになるまでの間、大型株群への「突っ込み買い」がワーク(機能)しないと見た投資家が、資金を移動を継続させている証であろうと捉えている次第です。
つまり、【突っ込み買いを狙うのであれば、今回は、主力級大型株は避けるべき】、と申し上げざるを得ません。
では、連れ安した中小型成長株群の突っ込み買いを狙うなら、銘柄は何でも良いかと言うと、そうではありません。
やはり、業績推移等のファンダメンタル面こそを精査する事が必要で、株価推移だけに着目した、単なる「ドタ勘」飛びつき買いは危険です。
グロース的側面もバリュー的側面も持ち合わせた、合理的/客観的根拠に裏付けられた銘柄でなければ、全体相場の不安定な展開が続く中では、連れ安/塩漬けとなってしまう可能性が、大型株同様に小型株にもあるわけですから。。。
上掲のように、あすなろの見立てこそが「論より証拠」であり、さらには、お取り組みが難しい局面だからこそ、ここは、「自己流」のご判断で銘柄選択を行うのではなく、あすなろ銘柄こそを「突っ込み買い」していただくべきかと存じます。
もう一点、心強いニュースをご紹介致しましょう。
世界最大の資産運用会社のひとつブラックロックは、オーストラリア市場からの資金シフトを検討しており、その代替投資先として米国と並び日本を想定しているとの観測もあります。
いかがでしょうか?
日本株市場を取り巻く環境は決して悲観的な状況ではありません。
前回のフォローでもお伝え申し上げましたとおり、「森より木を見て」個別銘柄群の業績面にこそ注目し、将来的な株価上昇に期待して、買い仕込み姿勢を強めてまいりましょう。
投資における基本・王道であるハズの、「安く買って高く売る」を念頭に、今こそ「買い仕込み時」との認識を持って臨んでいただきたいと存じます。
タイミング的にも「好機」と見るのは、
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