スタメン（4019）
従業員エンゲージメント向上プラットフォーム「TUNAG」を運営するSaaS企業。
直近1Q決算では売上高8億1200万円（前期比40.6％増）と高成長を維持し、経常利益4900万円（前期比78.5％増）と大幅増益を実現。主力のTUNAG事業で利用企業数が1116社に拡大、ARR26億3000万円を達成しており、通期売上高予想35億1500万円に対する進捗率は23.1％と順調だ。5月にはミズノとの業務提携を発表し、スポーツを活用した労働組合向けプログラムを開始するなど、新たなチャネル開拓が進んでいる。地方銀行との提携も全国15行に拡大し、SaaS事業の特性を活かした安定成長が期待される。

平和（6412）
パチンコ・パチスロ機製造販売とゴルフ場運営の複合レジャー企業。
前期決算では売上高1458億6700万円（前期比7.0％増）、営業利益276億9000万円（前期比18.2％増）と増収増益を達成。今期は1月に完了したアコーディアグループの買収により、売上高2959億円（前期比102.9％増）、営業利益580億円（前期比109.5％増）と大幅な業績拡大を見込む。PGMとアコーディアを合わせた運営ゴルフ場数は320カ所超となり、業界最大手の地位を確立。シナジー効果によるコスト削減と収益性向上により、配当80円の安定継続も期待される。PER:8倍台、PBR:0.8倍台の割安感も魅力だ。

エスケーエレクトロニクス（6677）
フラットパネルディスプレー製造用大型フォトマスクの専業メーカー。
直近2Q決算では売上高142億7600万円（前期比17.5％増）、経常利益23億700万円（前期比176.7％増）と大幅増収増益。韓国・中国市場でスマートフォンやIT製品向け有機ELパネル用需要が急増し、営業利益率は15.0％まで改善した。5/12には今期業績予想を上方修正し、経常利益を37億円から38億円（前期比24.3％増）に引き上げ、配当も4円増額の128円に修正した。液晶パネル価格の緩やかな上昇と車載・VRデバイス向け需要拡大により、高収益体質への転換が鮮明になっている。PER:9倍台、PBR:0.8倍台、利回り5％超え。チャートは25日線をサポートに上向きトレンドを形成中。