上方修正と新戦略で注目すべき3銘柄
システム開発からクラウドサービスまで幅広いICTソリューションを提供。
直近1Q決算では売上高31億7300万円(前期比32.2%増)、営業利益3億5900万円(同865.7%増)と大幅な増収増益で着地。親会社株主に帰属する純利益は2億1800万円と前の期の500万円から40倍超の急成長を遂げた。ICTソリューション事業で開発案件の受注が想定以上に好調で、社内エンジニアの稼働率向上も寄与している。今期業績見通しは売上高を62億円から65億円に、経常利益を5.5億円から7億円に上方修正し、特に経常利益は27.3%の大幅修正となった。AI関連やDX需要の拡大を背景に成長軌道が鮮明で、上方修正を受けて株価は上向きトレンド。押し目があれば監視したい銘柄だ。
デコルテ・ホールディングス(7372)
フォトウエディング事業を主軸とするライフイベント撮影サービス企業。
前期業績はフォトウエディングサービスで撮影件数が減少、単価も下落したことが響いて減収減益。一方、今期業績見通しは売上収益59億9100万円(前期比7.2%増)、営業利益2億7900万円(同27.4%増)と増収増益を見込む。新中期経営計画では28年9月期の売上高90億円を目標に掲げ、首都圏2店舗の新規出店や関西圏での接客専用拠点設置を計画。フォトウェディング市場のリーディングカンパニーからライフフォトカンパニーへの転換を目指し、成人式からマタニティまで撮影シーンを拡大して生涯顧客化を図る戦略で反転攻勢に転じる。チャートは横ばい推移ながら、グロース市場の好調を背景に煮詰まり感が出ていると見て監視中。
ソフトバンク(9434)
通信事業を核とした総合IT企業で5G・AI・IoT分野に積極投資。
2025年3月期決算は全セグメントで増収増益となり純利益は過去最高業績を更新。コンシューマ、エンタープライズ、ディストリビューション、メディア・EC、ファイナンスの全事業領域で成長を実現した。配当は1株当たり8.6円(配当利回り約4%)を維持し、株主還元にも積極的だ。5G基盤の拡充とともにAI・IoT分野への投資を加速させており、通信キャリアから総合IT企業への進化を加速。売上・利益ともに安定した成長基調にあり、今後もデジタル変革の波に乗った持続的な成長が期待される。75日線方向への押し目では注目したい銘柄である。
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