投資家熱視線のIT関連3銘柄
企業のDXを支援するコンサルティングとプロダクト開発サービス企業
直近2Q決算では売上高24億4400万円、営業利益3億8000万円、経常利益3億9300万円と堅調な業績を示した。主力のDX推進支援事業がスマートモビリティ関連案件と新規エンタープライズ顧客の獲得により拡大、DX支援プロダクト・サービス事業ではライセンス販売が成長している。また、デジタルサービス共創事業では医療DX領域に加えグローバルデータプラットフォーム構築案件が売上拡大に寄与。インドKerala州での合弁会社設立により海外展開も本格化する。通期見通しは売上高50億3000万円、経常利益7億4100万円と変更なく、進捗率は53%と順調な推移である。前場は戻り高値更新で緩やかな上昇トレンドチャートを形成中。
フォルシア(304A)
検索テクノロジーを基盤とするデジタルビジネスプラットフォーム事業。
大幅な増収増益を達成した前期業績に続き、今期見通しも売上高24億9200万円(前期比7.9%増)、営業利益2億4900万円(同15.9%増)、経常利益2億4900万円(同25.8%増)と継続的な成長を予想。旅行・観光業界のコロナ禍からの回復進展により、webコネクトのさらなる伸長が期待できる。サブスクリプション型の月額収入モデルによる安定的な収益基盤の構築も進んでいる。チャートは横這い推移からの3連騰。業績期待で注目しておきたい銘柄だ。
協立情報通信(3670)
システム開発とモバイル端末販売を手がけるIT関連企業
昨日6月18日に未開示だった今期業績予想を発表し、経常利益3億6600万円(前期比21.6%増)の大幅増益見通しを示した。これまで無配方針だった期末配当を1株55円(前期と同額)実施すると修正し、サプライズな好材料となっている。売上高は50億円、営業利益3億6000万円と回復基調を見込む。業界環境の変化により予想困難だった状況から一転、現在の情報に基づく合理的な算定が可能となり業績予想を開示した。モバイル事業の回復とソリューション事業の安定的な収益により、22%の経常増益と復配実施は投資家にとって魅力的な材料である。前場は窓開け急騰で2020年来の高値圏に浮上。ただし、板が薄い銘柄のため乱高下には注意したい。
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