業績回復からのブレイク銘柄3選
紙パルプ製品の製造・販売を行う総合製紙メーカー。
前期決算は大幅な増益を達成。国内紙需要の減退という厳しい環境下でも、輸出販売の数量・価格上昇や海外子会社のパルプ販売価格の上昇が寄与し、収益を押し上げた。特に紙パルプ事業は営業利益182億5100万円(前期比45億6900万円増)と主力事業として業績を牽引。今期26年3月期の業績見通しは原材料コスト低減が見込まれるが、国内需要減少や物流費高騰により売上高3030億円、経常利益210億円(前期比11.9%増)と慎重な計画。株価は1000円付近での底堅さが見られ、リバウンド期待で注目している。
ハイブリッドテクノロジーズ(4260)
ベトナムと日本を拠点とするITシステム開発や業務コンサルを提供。
直近2Q決算では売上収益15億6100万円(対四半期計画比108%)、営業利益2800万円(同118%)と計画を上回る進捗。一方、補償対策引当金5500万円の計上により当期利益は900万円の赤字に転落した。注目すべきは7月から連結子会社化したベトナムのNGSC社で、事業規模拡大に期待がかかる。ちなみに上場後に買収した3社はグループ入り後に大きな成長を遂げ、M&A戦略が奏功していることを示している。チャートは200日線付近で上値が重いが、下値は400円付近で固まりつつある。
ユーグレナ(2931)
微細藻類ユーグレナを活用した機能性食品や化粧品、バイオ燃料を販売。
7月25日に2025年12月期の業績予想を大幅上方修正し、売上高500億円(前回比4.2%増)、営業利益24億円(同100%増)と発表。特筆すべきは営業利益が前回予想の12億円から倍増し、前期比で8倍という驚異的な成長率となること。子会社のキューサイやサティス製薬の売上が想定を上回り、広告宣伝投資効率の改善、前期から取り組む原価・販売費削減効果が寄与している。過去3期間は赤字が続いていたが、前期で3億円の営業黒字に転換し、今期は過去最高益となる見通し。ミドリムシ由来の健康食品市場におけるブランド力と、関連事業の収益力改善が業績V字回復の原動力となっている。チャートは中長期ゴールデンクロスを形成。
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