決算発表後の監視銘柄3選
ケーブルテレビ・インターネット・勤怠管理システム事業を展開。
先週発表の1Q決算では、売上高22億8700万円(前期比20.4%増)、経常利益1億1500万円(114.7%増)と大幅増益。配当予想を15円から24円へ9円増額修正し、株主還元強化も好材料。注目すべきは、自動車用品大手イエローハットが議決権ベース16.25%を取得し第2位株主に浮上した点で、業務提携やシナジー効果への期待が高まる。BPO事業では旧ビッグモーターから事業承継したWECARS店舗での車両整備受託が本格化し、受託価格見直し効果と合わせて利益率が大幅改善。テクニカル面では年初来高値更新により上値余地拡大に期待。
アルピコホールディングス(297A)
信州を拠点とする運輸・観光・小売の地域密着型複合企業グループ。
8/6に発表の1Q決算では、売上高255億6800万円(前期比3.2%増)、営業利益7億800万円(11.7%増)と堅調な数字。観光需要回復の恩恵を受けた運輸事業が好調に推移しており、通期予想では売上高1055億円、営業利益26億円を計画し、概ね計画通りの進捗。信州観光の本格回復期に入り、グリーンシーズンの観光需要拡大が業績を下支えしている模様。地域インフラ企業としての安定性と観光回復による成長性を両立した事業構造が評価され、中長期的な成長基調が期待される。チャートは保ち合いからの上放れに期待。
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)
会計事務所・税理士法人を中心とした経営コンサルティング事業を展開。
7/22に発表の1Q決算では、売上高12億9800万円、営業利益3億6500万円と高収益を維持。営業利益率約28%の高収益体質は、会計・税務のプロフェッショナルサービスによる付加価値創出が背景にある。6月には上期配当11.5円の実施を発表し、従来無配から株主還元を開始した点も評価材料だ。昨年12月のIPO以来、専門性の高いサービスへの需要拡大を背景に安定成長を続けている。テクニカル面では短期的な調整局面にあるが、RSI 11.90の売られ過ぎ水準から反発の兆しあり。知名度向上による投資家の関心拡大が期待される局面。
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