材料に敏感な値動きの次世代ビジネス株3選
産業機械・工具の専門商社で半導体製造装置関連に強み。
生成AIの普及を背景としたデータセンター設備投資が堅調で、高性能半導体需要が伸長した結果、主力の半導体製造装置関連得意先への販売が伸び、業績も堅調。1QはADAS関連の自動車産業向けも前年を上回り、海外販売では電子部品関連が好調だった。今期通期見通しの売上高330億円に対し、1Q実績の進捗率は22.8%と順調な滑り出し。AI関連特需の恩恵を受けやすい事業構造が今後の成長を支えると思われる。株価は上値追いの展開から本日前場は調整。
フューチャーリンクネットワーク(9241)
地域情報プラットフォーム運営、ふるさと納税BPO事業で黒字化を目指す。
3Q累計業績は、売上高がほぼ横ばいで推移する中、経常損失が1600万円(前年同期は2300万円の赤字)と赤字幅が700万円縮小。最終利益は前年同期比で倍増と2期連続の増益となった。ふるさと納税関連売上高が15.8%増の5億200万円と好調で、BPO事業の収益改善が進んでいる。通期では経常利益2800万円の黒字転換を計画しており、4Q単体では4400万円の黒字浮上が見込まれる。地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の新AIエージェント機能追加や、地域密着型サービスの拡充により、構造的な収益改善が期待される。株価は大幅な変動を見せており、材料に敏感な値動きが特徴的で押し目を監視中。
ビリングシステム(3623)
決済・収納代行サービス、キャッシュレス決済の拡大で成長期待。
2025年12月期2Q業績は、売上高22億1100万円(前年同期比6.3%増)と増収を維持し、営業利益や経常利益は前年同期を下回り減益。PayBサービスの拡大による売上成長は続いているが、利益面では競争激化の影響が見られる。通期見通しは売上高47億9400万円(前期比13.7%増)、営業利益7億4900万円(同19.7%増)と強気の予想を維持。キャッシュレス決済比率の継続的上昇とデジタル決済インフラの需要拡大が追い風となっており、下期の収益回復が通期目標達成のカギとなる。資金移動業の認可取得により事業領域も拡大し、中長期的な成長ストーリーは堅調と見る。週足の一目均衡表は基準線、転換線共に上向き。
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