えぇ!?その銘柄、まだ持っているのですか?
本日の株式市場は、全体的に見ると、これまでの急激な上昇に対する利益確定の動きが優勢となり、相場が一時的に上昇一服ムードにあったと推測されます。
このような調整的な局面では、個々の銘柄のファンダメンタルズと株価の間に生じた「期待の溝」が、顕在化しやすい傾向にあります。
BS11の放送局として事業を展開する日本BS放送(9414)も、まさにその影響を受けた銘柄の一つと言えそうです。
同社の株価は、最近まで期待感から急激に上昇していましたが、本日、一転して急落する動きを見せました。
この値動きは、直近の決算発表が要因となっていると考えられます。発表された決算内容は、売上高は増加したものの、結果として減益というものでした。
これは、増収というポジティブな側面はあったものの、市場が織り込んでいた「収益の大幅な改善」や「成長の加速」といった過度な期待感に、実際の利益が届かなかったことを示唆していると見るべきでしょう。
実績が期待に追いつかなかったことで株価が急落するパターンは、今年に入ってからも数多くの銘柄で見られました。
このような「期待先行型」の銘柄が、現実という名の壁にぶつかった後、再びその株価の頂点に達することは、非常に困難である可能性が高いと推測されます。
その理由の一つは、投資家の心理とテクニカルな側面にあります。
株価が急騰した局面では、大量の出来高が伴うことがありますが、これは高値で多くの投資家が株を取得したことを意味します。
株価が下落した後、この高値で掴んでしまった投資家が保有する株は「シコリ玉」となり、株価が再びその水準に近づくたびに、彼らが「せめて損益トントンで売りたい」と考えるため、強い売り圧力となって上値を抑え込んでしまう傾向があるのです。
このシコリ玉の存在が、将来的な株価の上昇を妨げる重しとなる可能性があります。
まとめ
投資の成功は、過去の失敗を教訓とし、次の機会を冷静に探す努力にかかっています。
一度期待が剥落し、上値が重くなった銘柄で「柳の下のドジョウ」を狙って、株価が再び騰がるのを待ち続けるよりも、既に形成されたシコリ玉のない、これから高騰する可能性を秘めた次の候補を懸命に探し出す努力をする方が、投資家として賢明な選択だと言えるのではないでしょうか
。
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■本日の取り組み注意銘柄
日本BS放送(9414)
噂や材料だけで上がったであろう銘柄は多々ありますが、騰がり切った後に後乗った上で、もう一度騰がるかもと握りしめる……なんて考えはもっとも避けたい状況でしょう。
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