決算発表後の注目株が揃い踏み!
製油所の定期修理・保全工事が主力。ENEOS等が主要顧客。
昨日のザラ場で発表の2Q累計決算は大型定期修理工事での追加工事量が想定を大きく上回り、売上高893億4000万円(前期比18.9%増)、経常利益80億1300万円(同120.2%増)と大幅増益で着地。この好調を受けて通期経常利益予想を118億円から140億円へ18%上方修正し、4期ぶりの過去最高益を更新する見通し。配当も中間45円、期末59円の計104円へ13円増額し、配当性向60%以上の株主還元方針を維持する。メンテナンス、タンク、エンジニアリング全分野で受注・完成工事高が増加しており、通期進捗率も順調だ。株価は年初来高値を更新後に調整。押し目を監視。
ソラコム(147A)
IoT通信プラットフォーム事業を展開し、KDDIが筆頭株主の成長企業。
今週発表の2Q決算は、8月のM&Aで連結化した丸紅系ミソラコネクトの寄与もあり、売上高49億8800万円(前期比35.9%増)、営業利益3億1100万円(同204.3%増)と急拡大。リカーリング収益は41億1800万円(同34.4%増)と安定的に成長し、課金アカウント数・ARPA(1アカウント当たり平均収益)とも継続伸長。米国事業はCAGR73%で急成長中、海外売上比率44.7%と国際展開も順調だ。IoT×AI融合を掲げる「リアルワールドAIプラットフォーム」戦略により、DXテーマの期待株として注目。ミソラコネクトは下期フル寄与で更なる業績貢献が見込まれる。株価は昨日ストップ高となり、本日前場も騰勢を維持している。
アバールデータ(6918)
半導体製造装置向け制御機器の受託製品と画像処理モジュール等を展開。
昨日発表の2Q決算は売上高42億9400万円(前期比23.2%減)、経常利益3億8100万円(同55.4%減)と大幅減益。主力の半導体製造装置関連が19億6200万円(同31.4%減)と低調で、在庫調整の長期化が重荷だ。通期予想も売上86億円、経常利益8億6000万円へ下方修正し、前期比2割減益を見込む。ただし、販管費抑制は奏功しており、自己資本比率90.7%と財務は健全。政策保有株の売却益を原資に配当性向35%、DOE3.0%を維持し株主還元は継続する。中期的には新製品の近赤外線カメラやハイパースペクトルカメラで医療・食品検査等の新分野開拓を図り、半導体依存からの脱却を目指す。半導体製造装置市況反転時の反発余地を持つバリュー株として、割安感から見直しの動きに期待したい。
無料新着記事
-
【3銘柄アリ】実は私は想像上のアナリスト?
株ドクターマサトの投資家診療所
(2025/11/14 13:00)
-
全体相場フォロー:「下げ」に悲観する局面ではなく「次」を探す局面
全体フォロー
(2025/11/14 09:00)
-
空売り勢の踏み上げ高騰期待銘柄
本日の厳選株
(2025/11/14 07:00)
-
ビリオネアメソッド分析適合銘柄
億男W直伝 勝利トレード攻略法
(2025/11/13 17:00)
-
億男WのGMOペパボ(3633)が窓開け!急騰!高値引け!
あすなろレポート〈夜版〉
(2025/11/13 17:00)











