【決断の時】

株式投資とは直接関係ないが、「シナリオを信じる」と何が起きるかを体験した話をしたい。

30歳で結婚した当時、私は外資系証券マンとして働いていた。
人生のシナリオには「40歳までに子ども2人」。
だが、その予定はあっさり崩れた。

子どもを授かりにくいとわかり、妻は深く落ち込み、心療内科へ通うほど精神的に追い込まれた。
それでも可能性がゼロでないとわかった瞬間、不妊治療を始める決断をした。

治療費は高額。今なら保険が効くが、当時は全額負担。
余剰資金が目に見えて減っていく感覚は、今でも忘れない。

この経験で、「人生はシナリオ通りに進まない」ことを痛感しつつ、私は“授かるシナリオ”を信じ続ける覚悟を決めた。


【シナリオが難しい時もある】

不妊治療は女性の周期がすべてで、失敗すれば最初からやり直し。
精神面と家計のダメージは相当だ。

妻の落ち込みは深く、治療失敗のたびに心が折れそうになっていた。
株で例えるなら、期待して買った直後に悪材料でストップ安を叩きつけられるようなもの。
日銀のETF買い支えもない。支えられるのは私だけだ。

失敗を重ねるうちに妻は外出も困難になり、不妊治療はいったん中断するしかなかった。


【救世主の登場】

気晴らしに旅行でも、と提案したところ、妻は「ペットが欲しい」と言った。

そこで浮かんだのがパグだ。
私は以前からパグを飼いたいと思っていた。
シナリオが変わった瞬間だった。

ペットショップを巡り、最終的にはブリーダーに依頼。
数ヵ月後、黒パグの子犬──ドンちゃん──が我が家にやってきた。

初対面の瞬間、妻と私は完全に“とろけた”。
あの可愛さは破壊力がある。思わず赤ちゃん言葉が出たほどだ（自分でも驚いた）。

その時、確信した。

ドンちゃんが妻を救う。

【ドンちゃん、大活躍】

ドンちゃんとの生活が始まると、妻は塞ぎ込んでいる暇がなくなり、徐々に元気を取り戻した。
そして再び不妊治療に挑む力が戻ってきた。

しかし現実は甘くなく、治療は何度も失敗した。

不妊治療
▼
失敗
▼
心が折れる
▼
ドンちゃんが救う

このループが10年続いた。

そして──
私が40歳になった年、顕微授精でついに第一子を授かった。

長く苦しく、何度も折れそうになった。
だが、報われた。
最後は言葉ではなく涙が出た。

10年遅れのシナリオだったが、信じ続けた先に“答え”があった。


【シナリオは投資にも通じる】

いま娘はおにぎりバイトで稼ぎ、私は汚いおっさん扱いされることもある。
だが、ひとつだけ確実に言える。

この子は私の宝物だ。

そして、ひとつの結論に行き着く。

シナリオを信じる力は、投資にも通じる。

銘柄、テーマ、市場環境──
さまざまな“シナリオ”を想定し、自分が信じる筋を選び取る。

日本株の上昇シナリオを信じることで、短期の荒波に振り回されず、中長期の視点で市場に向き合えるはずだ。

執筆：億男W

～【億男Wの最強イベント】～
人気アナリスト「億男Ｗ」のバースデーイベント開催！
それに伴ない、誕生日を自ら祝うべく渾身の1銘柄を緊急公開！
無骨だけど誰より熱く会員様を思う漢の中の漢、億男Wが
年に一度の最強イベントを会員様の利益と笑顔で彩ります！

▼【緊急公開】目標株価４０倍「億男Ｗのビリオネアメソッド銘柄-SPECIAL-」の情報は下記画像をクリックしてご確認いただけます。
（※既にご参加済みの方、対象外の方、およびログイン前の状態では表示されません。）
↓　　　　　↓　　　　　↓