株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2025-12-11 11:30:00

後場の注目株

出来高急増のバイオ株など

ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(334A)
コンテンツ管理システム「PIMソリューション」を提供するDX関連。
3Q累計業績は売上高9億3400万円(前期比4.2%増)、営業利益1億6900万円(同15.0%増)と好調推移。11月13日に今期業績見通しを上方修正し、営業利益予想を2億2300万円から2億5500万円(前期比39.3%増)へ引き上げた。さらに昨日は上場記念配当8円を含む配当を29円(従来予想15.74円)へ大幅増額修正を発表。2025年3月の新規上場後初の配当強化で株主還元姿勢を明確化した。今期通期では受注拡大とクラウドサービスの成長が寄与し、最高益更新が視野に入るとみる。連続増益トレンドと配当魅力から投資家の注目度はアップしそうだ。

SDSホールディングス(1711)
環境ソリューション事業を主力とする建設業グループ企業。
上期業績は売上高23億8500万円(前期比16.3%増)、経常利益1200万円(前期は3100万円の赤字)と黒字転換を果たした。通期予想では経常5000万円の赤字計画だが、上期ですでに黒字達成し想定を上回る進捗となっている。11月14日には特別利益の計上も発表し、収益改善が加速。脱炭素や省エネソリューション需要の拡大を背景に、環境関連テーマとして再評価の機運が高まる。財務体質改善と売上成長が同時進行し、赤字脱却への道筋が明確化しつつある点が評価材料だ。株価はもみ合い推移中だが、今後は業績回復を織り込む展開が期待される。

ペルセウスプロテオミクス(4882)
プロテオーム解析技術を核とするバイオベンチャー企業。
直近2Q累計業績は売上高6096万円(前期比2.6%増)と過去最高を更新したが、営業損失3億9900万円(前期は4億1400万円の赤字)と赤字が継続。ただし赤字幅は前期比で縮小傾向にあり、研究開発投資を継続しながらも収益改善の兆しが見られる。バイオテクノロジー関連テーマとして注目される中、創薬支援サービスやバイオマーカー探索事業の展開が評価される。長期投資の観点では黒字化時期の見極めが重要だが、革新的技術を有する点で将来性に期待が集まる銘柄だろう。昨日は出来高急増で資金流入がみられ、出遅れバイオ株として監視中。

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック