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半導体検査装置用プローブカードの世界的メーカー。
3Q累計業績は大幅増収増益で着地。HBM(高帯域幅メモリー)需要拡大を背景にDRAM向けプローブカードの受注が好調で、通期予想に対する経常利益進捗率は84.8%と順調だが、通期業績予想は据え置いている。AI向けカスタム半導体とセットで使われるHBM向けで高いシェアを誇り、AI半導体需要の恩恵を享受する構図が鮮明となりそうだ。昨日は米ブロードコムが好決算を発表し、カスタムAIチップの拡大期待が高まった。同銘柄はカスタムAI関連のテーマ株として注目しておきたい。
トップカルチャー(7640)
全国で蔦屋書店を展開する書籍・雑貨等の複合型店舗運営企業。
前期業績は減収ながら営業赤字幅は縮小。既存店舗の収益改善が進捗し、不採算店舗の閉鎖や業態転換により固定費削減効果が出ている。今期2026年10月期は売上高182億5000万円(前期比5.3%増)、営業利益3億9500万円(黒字転換)、最終利益1億6400万円(黒字転換)を見込み、構造改革の成果が本格化する見通し。書店併設のフィットネス事業やタコ焼き事業など新業態の収益寄与も期待される。本日前場は商いが活況化し年初来高値に接近。今後は押し目を監視。
GLOE(9565)
eスポーツイベントの企画・運営を主力とするゲーム関連。
昨日発表の前期業績は売上高28億4300万円(前期比25.8%増)、営業利益1800万円(同11.6%増)、経常利益2400万円(同79.4%増)、最終利益300万円(前期は1900万円の赤字)と大幅増収増益で黒字転換。従来予想の赤字から一転して黒字着地となり、予想を大きく上回る好決算となった。eスポーツイベント・エージェンシー事業の拡大が収益を牽引し、先行投資コストを吸収。今期2026年10月期も大幅増益予想を掲げ、2026年アジア競技大会でのeスポーツ正式種目採択など市場拡大が追い風となる可能性がある。今後のチャートはもみ合い推移が予想されるが、押し目は注目したい銘柄だ。
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