本日も大人気コンテンツである「取り組み注意銘柄」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

弊社は本日12月26日をもちまして2025年の年内最終営業日を迎えることとなりました。
この一年、多大なるご厚情を賜りましたことを、心より厳かに御礼申し上げます。

振り返れば今年も、投資家の皆様の資産を守り育てる一助となるべく、数多くの「取り組み注意銘柄」を独自の視点からご紹介して参りました。弊社の発信する情報が、少しでも皆様の投資活動における道標となっておれば幸いです。

さて、年の瀬が迫り市場が慌ただしさを増す中で、特に投資初心者の皆様に強く注意を促したい事象がございます。

それは「上場廃止が決まった銘柄が見せる、消えゆく直前の瞬間的な火花のような上昇」についてです。

その典型的な例として挙げられるのが、マンション向け電力販売事業を展開するレジル（176A）の動向です。

同社は2026年1月14日に上場廃止となることが決定しており、2025年12月23日からは既に整理銘柄に指定されています。

この一連の流れを遡りますと、2025年8月13日夜に「レジルが株式の上場を廃止する方針を固めた」との報道がなされたことを契機に、米投資ファンドによる公開買付けへの期待から株価は急騰を見せました。

しかし、買付価格が2750円に設定されたことにより、現在の市場価格はその水準で拮抗し、事実上の「結末」を迎えていると推測されます。

このような銘柄の背景を知らずに、「出来高があるから面白そう」といった安易な好奇心や、一時的な高騰に惑わされて高値掴みをしてしまうことは、投資の本質から大きく逸脱する行為と言わざるを得ません。

当然のことながら、上場廃止日は確定しており、その後の市場取引は消滅いたします。本来、株式投資とは企業の未来に希望を託し、その成長の果実を共有するものであり、終わりの決まった物語に無防備に飛び込むべきではないと私たちは考えます。

まとめ
投資はあくまで自己責任の世界であり、「知らなかった」では済まされない厳しい現実が時に牙を剥くこともございます。
特に初心者の皆様におかれましては、上場廃止決定後の特殊な需給によって生まれる急騰を、安易に利益獲得の機会と捉えることの危険性を十分に認識していただきたいと推測します。

どうか新しい年を迎えるにあたり、一過性の徒花ではなく、確かな未来と成長性を備えた銘柄に目を向け、本質的で実りある投資を志してくださることを切に願っております。

免責事項
※上記は売りを推奨したり、投資の安全を100％保証しているものではありません。投資のご判断はご自身の意思で行ってください。

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■本日の取り組み注意銘柄

レジル（176A）

初心者の方ほど、急騰のカラクリにはしっかり注意して余計なリスクは気を付けていただきたいものです。

ですが、投資は怖いものか？と言うと決してそうではありません。ではどうすれば良いかと言えば答えは明快です。

分析の専門家がしっかりと精査分析した銘柄を仕込む事です。

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