■　vol.57 監視銘柄選定基準は？　■

まず大前提として

「で、世の中がそれをどう見るか？」

この目線を忘れないようにしています。
その上で監視すべき銘柄か判断する事が大事だと考えます。
素晴らしい企業が必ずしも好評価されるとは限りません。
そのいい例が、好業績決算でも次期予想が期待外れなら売られますよね。
その予想が業界の中では高水準だとしてもです。
投資家からすればそのあたり、あまり関係ないのでしょう。

そんなことを考えながら
最近よく聞くキーワードを見つめ直してみます。

「オプジーボ」
50％オフの件だけが前面に出てますが、この抗がん剤はガンを直接攻撃するのではなく、自己の免疫力でガンと闘うという最先端バイオ医薬品。
今後はこういった免疫チェックポイント阻害薬が注目されてくると思われる。

「全固体電池」
ギャラクシーの爆発事件などもそうですが、電池の液体部分にリスクがあるわけです。全固体電池とはその名の通り液体の要素が全くない電池です。
現在はボッシュ・ダイソン・アップルなどが研究を進めているようですが、日本の企業がその開発や製品化の際に絡んでくる可能性は完全否定できません。なんせ部品を作らせたら世界でも一流の日本です。（愛と皮肉を込めて）
もしそうなったら。。。

「チャットボット」
チャットとAIを組み褪せた技術。
LINEをやっている方は「りんな」という公式アカウントを友達にして見るとわかりやすい。AIとラインでトークができる。精度は？まぁまぁですが。。。
他にも三菱UFJ銀行は問い合わせ対応にチャットボットを採用。2016年3月より提供を始めている。FAQの膨大な過去データを学習させて顧客対応をチャットボットに対応させる。
いよいよカスタマーセンターのお姉さんがAI化を始めた瞬間である。

「制震・免震」
先日の大きな地震もそうだが、制震免震分野には大きな関心と期待が高まっている。そして地震大国日本独特の分野とも言える。
長周期地震動への備えが重要とされているが、弊社のすぐとなりの鹿島建設が先頭を走っている印象がある。
同社の製品、制振オイルダンパー「HiDAX-R」の「（仮称）新日比谷プロジェクト」への導入や、大型制振装置「D3SKY」を設置した新宿三井ビルディング改修などなど今後の活躍も期待感されている。


ざっと4つキーワードを並べましたがワクワクするものありましたか？
・ワクワクした　　→　世の中はどう見る？　
・ワクワクしない　→　世の中はどう見る？
いずれにしてもこう考えます。
考え直すクセをつけます。
このイマジネーションがとても大事。
エゴ専攻の銘柄選定は危険。
当たり前のことのようですが忘れがちです。
ご参考までに。

余談ですがイーロンマスク率いるテスラモーターの車。
乗っている方のお話。
あの車には「自動アップデート機能」が付いています。
ある朝いつものように起きて、出かけようと乗ったら
「自動縦列駐車機能」が実装されていたそうです。
ボタン一つで勝手に縦列駐車してくれるアレです。
すごいですね。
夢があります。
車がパソコンみたいです。
夜中のWindowsアップデート感覚です。
いやはや参りました。。。

さて日本はいかがでしょうか。
既存ラインナップのモデルチェンジばかりしていないで
何かやって欲しいんですが、、、続きません。
TOYOTAの水素カーはその後どうでしょう？
ん〜〜。少しずれているのかもしれませんね。

この場合世の中を大きく動かすのは
IT＋AIかエコか。
私ならIT＋AI。
みなさまはいかがですか？


執筆：大石


PS：
皆様からの「儲かったよありがとう」プレゼントより一足早く
チームあすなろ軍団より素敵なチーフのプレゼントをいただきました。

[あすなろカラー　緑のチーフ]

これをつけて情報収集に走り回ります。
派手めな私にあえて派手めなチーフをぶつけてくる
このチームがとても大好きです（笑）
そして
「投資家の勝ちこそ我々の価値」
このスローガンをより一層強く心に誓った日となりました。

あとは今回の「究極黄金社長銘柄」参加者様にしっかりと勝っていただいて
堂々とプレゼントを頂戴するのみです。
気合入ってます。
ご期待ください！！