99beach : 12月21日（水）／国内株式概況

　 　
本日の国内株式市場は、寄り前の外国証券経由の注文状況が3日連続買い越しとなっことで買い
安心感が広がったことに加え、為替が1ドル/117円台に下落したことで輸出関連が買われた他、
昨日に引き続き不動産関連の内需株も上昇し全面高の展開となった。
日経平均株価はザラバで、一時2000年10月6日以来の16000円台にのせた。
日経平均株価・ＴＯＰＩＸとも6日ぶりに年初来高値を更新して取引を終了。
一方、新興市場はJASDAQ平均のみなんとかプラスを維持したものの、ﾏｻﾞｰｽﾞ指数・ﾍﾗｸﾚｽ指数は
下落して取引を終了した。

（指数）
日経平均株価：15957.57円（+316.31円）
ＴＯＰＩＸ　： 1636.38P （+22.39P）
JASDAQ平均　： 2562.48円 (+7.13円)
ﾏｻﾞｰｽﾞ指数　： 2383.63P (-8.91P)
ﾍﾗｸﾚｽ指数　 ： 3517.26P (-13.55P)

（業種）
業種別指数は、33業種中、31業種が上昇。

値上がり率1位・・・不動産業
三菱地所（8802）、サンケイビル（8809）、立飛企業（8821）。
値上がり率2位・・・倉庫・運輸関連
日新（9066）、渋沢倉庫（9304）、アサガミ（9311）。
値上がり率3位・・・保険業
エイゴン（8689）、三井住友海上（8752）、あいおい（8761）。
その他・・・建設業、陸運業、証券・商品先物など。

値下がり率1位・・・鉄鋼
東洋鋼板（5453）、住友鋼管（5457）、神鋼鋼線（5660）。
値下がり率2位・・・石油・石炭製品
東亜石油（5008）、日本精鑞（5010）、新日鉱ＨＤ（5016）。
値下がり率3位・・・該当業種なし
該当銘柄なし。
その他・・・該当業種なし。

（個別銘柄）
＜上昇＞
NTT都市開発（8933）/793,000円（+50,000円）･･･ｽﾄｯﾌﾟ高、不動産関連銘柄の出遅れとして物色。
ｹﾝｺｰｺﾑ（3325）/358,000円（+50,000円）･･･昨日、ｺﾊﾞｼｮｳとの資本・業務提携を発表。
ﾀｲﾃｯｸ（6893）/1,875円（+300円）･･･ｽﾄｯﾌﾟ高、ﾎｰﾑｾｷｭﾘﾃｨｰに使う画像処理装置が急拡大。
高千穂交易（2676）/2,055円（+303円）･･･ｽﾄｯﾌﾟ高、ＩＣﾀｸﾞを利用したｾｷｭﾘﾃｨｰｼｽﾃﾑを実験中。
近畿ｺｶｺｰﾗ（2576）/1,400円（+200円）･･･ｽﾄｯﾌﾟ高、ｺｶｺｰﾗｳｴｽﾄ（2579）と経営統合を視野に業務提携。
朝日工業社（1975）/699円（+100円）･･･村上ﾌｧﾝﾄﾞが9月末時点で約100万株（2.95％）保有。
ニッシン（8571）/280円（+50円）･･･昨日引け後、業績予想の上方修正と株式分割（1：2）を発表。

＜下落＞
ﾄﾞﾘｰﾑﾃｸﾉﾛｼﾞｰ（4840）/26,850円（-3,550円）･･･ﾗｲﾌﾞﾄﾞｱ証券に対しMSCB等での大規模なﾌｧｲﾅﾝｽを実施。
ﾀﾞｲﾔｼﾃｨ（8853）/5,120円（-330円）･･･都市計画法の改正で大規模商業施設の出店が縮小の可能性。
ＡＤＭ（3335）/1,690円（-50円）･･･昨日の決算見通しで大幅減益予想。


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