株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 資産運用業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2026-10-27 12:55:00

社長の二言目

ちばてつやさんを悼んで

愛すべき会員の皆様
あなたの大石です。

漫画家のちばてつやさんが亡くなられたとの知らせが届きました。87歳でした。寂しい知らせが続きますが、今回も本当に残念です。

『あしたのジョー』の矢吹丈、力石徹、丹下段平。名前を聞くだけで、顔や場面が浮かぶ会員様もいらっしゃるでしょう。漫画やテレビの続きを楽しみにしていた頃の、ご自身のことまで思い出されるかもしれません。

長く親しんだ作品を描いた方が亡くなると、自分の昔に触れるような寂しさがあります。作品は残っているのに、ちばさんの手から新しい作品が生まれることは、もうない。そのことが悲しいですね。

ジョーは、行儀のよい優等生ではありませんでした。ぶつかり合い、傷つき、人の世話にもなる。それでも目を離せなかったのは、強さだけではなく、弱さも意地も持った人間として描かれていたからだと思います。

力石との関係も、単に勝った、負けたでは終わらない。相手がいたから自分が変わり、その相手を失ったことでまた苦しむ。ボクシングの試合だけではない、人と人との物語がありました。

私は、人間のそういうところを描ける仕事に、強く惹かれます。うまくいった結果だけでなく、そこまでに抱えた迷いや、人に支えてもらったことまで伝わる。だから時代が変わっても、読んだ人の中に残るのでしょう。

ちばさんは幼い頃に旧満州で終戦を迎え、翌年、日本に引き揚げました。1956年にデビューし、『おれは鉄兵』『あした天気になあれ』『のたり松太郎』など、多くの作品を描き続けました。

そして2024年には文化勲章を受章。漫画が日本の文化として認められるまで、長く仕事を積み重ねてこられた方でした。後進を育てる仕事にも携わり、作品を描くだけにとどまらない功績を残されました。

その歩みに敬意を表したい。ただ今日は、立派な功績を並べるだけでは、この寂しさをうまく言い表せません。

子どもの頃には気づかなかった登場人物の気持ちが、大人になって読むと分かることがあります。会員様と同じように年齢を重ねた今、ちばさんの作品に、改めて触れてみたいと思います。

今日は、無理に元気な言葉で締めるのはやめておきます。長く楽しませてくださり、人間の強さも弱さも描いてくださったことに、感謝を伝えたいです。

ちばてつやさん、ありがとうございました。
私も、真っ白な灰になるまで燃え尽くすように生きていきます。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

2026年10月27日
あすなろ投資顧問 代表
大石やすし

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