お休み中失礼いたします。

あすなろ投資顧問の助言者藤井です。

今回から2017年からあすなろ投資顧問に加わりましたが、当コラムでは自己紹介も兼ね、

翌週の『注目の5銘柄』を“藤井のウィークリーファイブ”として紹介・解説させて頂きます。

【藤井のウィークリーファイブ】

マンダム（4917）
「ギャツビー」「ルシード」など男性化粧品首位級。女性用も育成中。海外はインドネシアに強み。前回の業績発表で売上高416億円から423億2500万円（前年同期比0.9％増）、営業利益44億円から56億8400万円（同6.2％増）へ上方修正した。通期予想営業利益74億円に対する進捗率は76.8％に達し、上方修正の可能性も。国内の女性コスメティック事業が好調を維持し、国内外の男性グルーミング事業が堅調に推移したことなどが要因か。また、海外でのマーケティング費用の発生が第３四半期以降にずれ込み上振れに寄与。今期の海外売上高構成比率は40％近くの水準となり、足元の円安でさらなる上振れ期待もある。決算発表の予定は1/30の16：00です。


クボタ（6326）
農業機械、鋳鉄管とも国内トップ。建機、エンジンも主力。環境プラントは民需、海外を強化。1/12付けでシティーグループ証券は投資判断を2から1に引き上げ目標株価を2100円にしました。昨年円高逆風で3度の下方修正をしましたが足元の円安も寄与し、国内農機が底打ちし欧米でもトラクター機種拡充が寄与してきます。信用の取り組みも1/19現在で0.52倍と好取組になっております。また、昨年末高値12/12の1805円を本日抜けて先高感あり。決算発表の予定は2/14の15：00です。


スクウェア・エニックス（9684）
エニックスとスクウェアが合併。「ドラクエ」「ＦＦ」軸にコンテンツ多面展開。タイトーも傘下1/10に、11月29日に全世界同時発売したゲームソフト「ファイナルファンタジー15」の販売本数が、全世界で600万本を突破したと発表しており、同シリーズの特徴である圧倒的な世界観とグラフィックに加えて高い自由度と臨場感を味わうことができるオープンワールドの採用、アクション性の高い爽快なバトルシステムの導入などが好評。また、世界各国のダウンロード販売も好調で、1月24日には新たなアップデートも行われる予定としており、さらなる販売本数の増加が期待されている。1/11にはメリルリンチ証券は投資判断を買いとして目標株価を3850円から4100円に上げました。株価の位置は2ヶ月にわたるもみ合いを上に離れ本日一気に5.25.75日線を抜けて初動の動きが出現。決算発表の予定は2/6時間は未定です。


ＡＳＴＩ（6899）
車載用電装品が主柱。産業用制御システムに注力。家電・通信用電子部品の実装技術に定評。前週12日に493円で昨年来高値をつけてからは目先筋の利益確定売りに調整したが、上値追いの展開が濃厚に。ワイヤーハーネスを中心にエアコンの制御システム、コーナーセンサーなど車載用電装品を手掛けており、特に2輪用ワイヤーハーネスのシェアは首位。業績も急回復にあり、営業利益は15年3月期に前の期比2.5倍、16年3月期に3倍と大きく伸び、17年3月期も拡大基調は続き前期比34％増の12億円を見込んでいる。IoT時代の到来を前に新技術への期待も大きく。PER10倍未満でPBR0.59倍と会社解散価値を大きく下回る時価は見直し余地が大きい。決算発表の予定は1/31の16:00です。


ノーリツ鋼機（7744）
業務用写真プリンタ事業を１６年２月、投資ファンドに譲渡。医療やシニア軸に事業再構築業態変化で業績は過去最高益に挑戦。遠隔医療支援サービスとAI、母体血による胎児遺伝子検査技術である新型生前遺伝子検査におけるパイオニアであり、350万人分のレセプトデータのビック解析による健康診断増進策を展開し、会社側の予想は2019/3には営業利益100億円、現行46億円ROEも4％から12%へ大きく伸びる計画です。事業の選択と集中が進んでいる模様。決算発表の予定は2/6の16:00です。


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0120-1376-01　助言者　藤井まで

それでは来週もよろしくお願いします！