2006-1-16 17:23 更新分
本日の国内株式市場は、寄り前の外国証券経由の注文状況が2日連続の売り越しとなった
ことや、不安定な為替相場の動向・米国主要企業の決算発表を控えて売りが優勢となり、
朝方から下落して始まった。東証一部の主力銘柄が見送られる一方で、値動きの軽い新興
市場に資金がシフトしているようで、新興3市場の株価指数は全て大幅上昇している。
日経平均株価は4日ぶりに反落、TOPIXは続落で取引を終了した。
半面、JASDAQ平均は18日連騰、マザーズ指数は過去最高値を更新した。
(指数)
日経平均株価:16268.03円(-186.92円)
TOPIX : 1670.15P (-11.54P)
JASDAQ平均 : 2904.38円 (+44.85円)
マザーズ指数 : 2799.06P (+91.56P)
ヘラクレス指数 : 4234.52P (+156.88P)
(業種)
業種別指数は、33業種中、6業種が上昇。
値上がり率1位・・・建設業
真柄建設(1839)、日本道路(1884)、東洋エンジニアリング(6330)。
値上がり率2位・・・その他サービス
CCI(4788)、JDC(4815)、シダックス(4837)。
値上がり率3位・・・倉庫・運輸関連
アイ・ロジスティクス(9321)、宇徳運輸(9358)、ワールド・ロジ(9378)。
その他・・・金属製品、機械、鉱業。
値下がり率1位・・・その他金融業
アイフル(8515)、アコム(8572)、プロミス(8574)。
値下がり率2位・・・輸送用機器
東海理化(6995)、佐世保重工業(7007)、日産ディーゼル(7210)、
値下がり率3位・・・卸売業
ハピネット(7552)、インパクト21(9944)、ソフトバンク(9984)。
その他・・・保険業、空運業、小売業など。
(個別銘柄)
<上昇>
アインメディカル(2746)/1,650,000円(+510,000円)・・・1月31日の株主に対し、1:2の株式分割を発表。
日本駐車場開発(2353)/25,700円(+3,000円)・・・道路交通法改正で、駐車場の需要拡大観測。
クリエイト・レストランツ(3387)/12,930円(+2,000円)・・・2月28日の株主に対し、1:2の株式分割を発表。
オリジン東秀(7579)/2,740円(+400円)・・・ドン・キホーテ(7532)が同社に対し、1株2800円でTOBを実施。
日本道路(1884)/393円(+54円)・・・未開通区間の高速道路を建設する方針との一部報道。
ユニマットオフィスコ(7560)/2,360円(+320円)・・・株式新聞社が<見所・仕込み処>で割安と紹介。
ポケットカード(8519)/3,810円(+500円)・・・2月28日の株主に対し、1:2の株式分割を発表。
東洋機械(6210)/1,547円(+200円)・・・スパークス(8739)が大量保有報告書で5.81%保有。
キャンドゥ(2698)/160,000円(+20,000円)・・・先週末業績見通しを発表、上方修正と増配。
<下落>
ツルハHD(3391)/5,310円(-900円)・・・先週末、業績の下方修正に加え公募増資を発表。
アイフル(8515)/9,380円(-970円)・・・同社の子会社を巡る訴訟で最高裁判所が借り手保護の判決。
ハピネット(7552)/3,030円(-310円)・・・GS証券が投資判断を「強気」から「中立」に引き下げ。
ペイントハウス(1731)/948円(-75円)・・・債務免除にかかわる特定調整法の調停が不成立。
プロダクションIG(3791)/2,320,000円(-170,000円)・・・先週末業績見通しを発表、大幅減益。
インパクト21(9944)/3,160円(-200円)・・・第3四半期決算で、減収・減益を発表。
シベール(2228)/350,000円(-20,000円)・・・第1四半期の決算が赤字、通期も下方修正。
アサヒ衛陶(5341)/263円(-14円)・・・決算見通しを黒字予想から一転、赤字に下方修正。
ピジョンメガネ(7642)/1,014円(-53円)・・・12月の月次売上高が不振、寒波も悪影響。
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