株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2017-03-01 17:00:00

元外資系金融マンのこぼれ話し

リスクイベント通過は本当か

本日もお取り組みお疲れ様でした。

トランプ大統領が市場に及ぼす影響力が本当に大きいなあと感じた1日が終わりました。

こんなにもハッキリと相場が動きますと、逆に上がり過ぎてビックリしてしまいますよね。

株価は上がってますが、大半がショートカバー(売り方の買い戻し)の可能性がありますので、急に慌ててリスクを取っていくことのないようにいきましょう。

トランプ銘柄がお決まりのようにスタートダッシュを切って大幅高しましたが、高いのを追いかけていくのは怖いですよね。

そこで、これから良くなりそうな銘柄に目を向けてみましょう。

はい、三信電気(8150)。

半導体商社大手で、私の好きな業種ですが好調さが伺えます。

こちらも半導体商社ですが、丸文(7537)。

なんと元々は呉服を扱う問屋さんで商機を見つけて業態転換したという、とてもビジネスセンスの高さを感じさせます。

先を読み、見切りをつけて、新規ビジネスに乗り出す。

まるで私たち投資家の鏡のような企業ですね。

損切りして次に進むというのはとても勇気がいることですが、
でも、企業成長には必要なことなんだと思い知らされますね。

極みつけはバルブを手がける会社ながら、半導体向けに強みを持っているイハラサイエンス(5999)。半導体関連としては変わり種かもしれません。そしてお馴染みのキッツ(6498)。

どれも上がりきっているじゃないか!と言われそうですが、

株価のバリュエーションや過去の高値と見比べてみてほしいと思います。

では、本当にこれから良くなりそうな銘柄を最後に2つほど。

今期の落ち込みから業績V字回復を目論む片倉コープアグリ(4031)。

企業の設備投資の一環として、社員1人あたりの付加価値を高めるという流れからウィルソン・ラーニング・ワールドワイド(9610)。

まだリスクイベントを通過したばかりで市場の方向性は定まりにくいかもしれませんが、投資家の資金が集まってくる銘柄には限りがあります。

投資判断に迷いが生じたら気兼ねなくあすなろにお問い合わせください。


【 相 場 の 格 言 】
『良い手を指そうとするよりは、悪い手を指さないよう自戒する』


それでは、また会員様の喜びの声が聞けることを楽しみにしています。


執筆:加藤あきら

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