外部環境悪くなってくると
値動きのいい銘柄に目が行きがちですよね。
例えば直近IPO然り。
気づけば3月は、15日から毎日鐘が鳴ってます。
基本、全部チェックしておくべきですが
なんだかんだそうもいきませんよね。
そこで！
大石的気になるIPOを2社ほどピックアップ。
じっくりしっかりウォッチしていきましょう。


テモナ（3985）　＊上場日　4/6　



ECオーナー永遠のテーマ
「リピーター創出」
に的を絞った支援サービスを展開。
上場前なので当然と言えば当然ですが
昨年度、それまでと比較にならない大幅成長を遂げています。
上場後の継続成長を実現できるか注視したいところ。
そのため、今後は収益モデルのストック転換がポイントになります。
私が評価したいのは、クライアントと共にストック転換を目指す
「たまごサブスクリプション」というサービスの存在。
ストック転換は、一般的にサービス提供側のエゴに偏りがち。
その点、テモナは違います。
顧客がストック転換を目指せるサービスを提供しつつ
自社も転換していくという優れたビジネスモデル。
ただただ素晴らしい。
業界トップシェアの大きな要因は、ここにあると思います。
サイトの完成度も非常に高く
社長も社員も画像付きでバンバン登場しナイス好感度。
大石的注目条件をすべて満たしています。
ちなみに、
社名のテモナは「てもなく」という言葉から来ていて
「簡単に、たやすく」という意味があるそうです。
株価もそうあって欲しいですね。


旅工房（6548）　＊上場日　4/18 　



近年のインバンド需要の恩恵を受けた会社でしょうか。
3期前から爆発的に利益率を上げています。
しかし、すでにレッドオーシャンとも思えるセクターで
同社が右肩上がりに成長している理由。
言い換えれば同業他社との圧倒的差別化とは？
「旅行の方面別組織」
で運営されていること。
予約・企画・仕入れ等の機能別に人財配置をするのではなく
行先別で配置することで、日々専門性が高まり
顧客満足度の向上に繋がっていると感じます。
方面ごとにカスタマーサポートの電話番号が違うのも
カルチャーショックでした。
徹底してます。
冒頭でインバウンド特需ありきの企業
ともとれるコメントを書きましたが、
どうやらそれを差し引いても期待できる企業かもしれません。

WEBサイトはどうでしょうか？
こちらも完成度非常に高し。
コーポレート・メディア共に素敵・使い勝手良し。
社長・役員顔出しで好感度も高し。
ひとつだけ。
社外取で國重 惇史氏がおります。
「○○しなければ不倫ではない」発言のあの方です。
楽天三木谷社長の右腕として金融部門で活躍していたものの
まさかのスキャンダルで失脚。
その後、突如として無名の上場企業リミックスポイント（3825）
の代取になり話題を呼びました。
旅工房ではどのように活躍するのでしょう。
得意の金融分野で大活躍！！
という事であれば、期待せずにいられませんが・・・

以上

実は皆様の注目IPO銘柄も気になるところです。
銘柄相談にてお寄せいただけたら幸いです。
あすなろアナリストの見解も参考にしてみてください。
この時期ならではのコメントが聞けるかもしれません。



ーあとがきー
先週はトランプ政権初の米株大幅安を受けて
日本もつられて下落するなど不安な日があったと思いますが
そんな時は弊社への問い合わせもしっかりと増えてくれます。
これはとてもいいことです。
一人で悶々とされていた方がいればそれは間違いです。
ストレスを抱えて株投資するのはよくありません。
そんな時のためにあすなろが居るわけですから
取組中の銘柄に不安があれば
必ず「銘柄相談」をご利用ください。


3月最終週
しっかり利益取っていきましょう！



執筆 大石恭嗣


PS
あすなろの3月
実はひっそりと設立記念月です。

―2005年3月3日―

これを受け、創業者であり現相談役の石井と会議。
千葉の旧本店にて今後の戦略等をご報告しました。

この3月何かが起こります。
普通に終わらせはしません。
弊社からのメルマガはしっかりお受け取りになるよう
よろしくお願いいたします。