株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2017-04-22 09:00:00

元外資系金融マンのこぼれ話し

米国企業決算と日本企業への注目点

1週間、お取り組みお疲れ様でした。

今週、来週で米国企業決算が大詰めを迎えてきます。

やはり気になるのは、日本企業への影響です。

日本企業も来週から前年度の本決算がお披露目される時期に入ってきます。

投資家は一つの区切りとして確認するとともに、次の見通しはどうなんだ?と興味が惹かれます。

先んじて決算シーズン入りした米国企業決算は総じて良好です。

しかし、投資家の期待が大きかったGSやJ&J、IBMなど一部の超大手企業は市場予想に届かず下落したことで、NYダウの寄与率も高いために指数を押し下げてしまいました。

日本の3月決算企業もこれから続々と発表されてきます。

早速来週からは
(月)10件、(火)20件、(水)50件、(木)132件、(金)289件、

再来週の発表企業はもっと増えます。

やはり注目はマイナス金利導入後の銀行株決算、そして半導体BBレシオの好調が続いてサプライズ決算が相次いでいる半導体関連株の決算でしょう。

もちろん事業好調の内需企業も前年比でどれだけ利益を伸ばしてくるかに注目です。

ですが、やはり気になるのは今後どうなのか?というところ。

昨日の当コラムでもふれましたが、ルールの変わり目は要注目。

だからこそ今回の銀行株決算には注目しておく必要があるわけです。

金融業界は現在、地方銀行の再編だったり、フィンテック革命が実際に動き出していたりと業界全体が変革の真っ只中。

それはつまり、大きな価値変動の起こるタイミングだということですね。

ルールが変わって恩恵に預かる企業もあれば、余計なコストが増えて迷惑を被る企業も出てきます。

特にアメリカのトランプ大統領がふれこんだ規制緩和や優遇減税だったりといった大幅なルール変更はビッグ・チャンスになりやすいのです。

当事者企業への良し悪しは別としても、投資家にとってはグッド・ディールの機会がもたらされたと考えられます。

トランプ政策の実現性はともかく、市場からは大きな期待を集めたことはトランプ大統領就任前の相場でも証明されましたね。

今はまだ夜明け前かもしれませんが、そんな投資機会がもたらされた上で、幅広い投資家の関心を誘うのはもう少し先の話。

何の話かといえば【加藤会員銘柄】のお話でした。


【 相 場 の 格 言 】
『真の投資家は将来を予知し、それが起こる前に行動する。』


それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

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