米NASDAQ好調を引っ張るAppleへの期待
非常に堅調なゴールデンウィーク相場となっておりますが、業種別でみてもけん引役は不動産・証券業が上昇率トップ2という久しぶりの展開でした。
いよいよ明日から大型連休入りする前日としては投資家の期待感が表れる強さだと思います。
休日明けを心配する声も多いですが、為替動向が支援材料となって日経平均などの指数も高値圏まで足を延ばしてきました。
米国市場が続落で返ってきた割には、日本企業の業績好調をうけて内需・外需問わず買われてきてました。
NYダウが原油下落に足を引っ張られる一方、米NASDAQは依然快調で上値追いの様相となっております。
けん引する主要な米国企業は当コラムでも何度か取り上げてきましたね。
今回はその中でも新高値を更新している米アップル社について。
株式投資関係者じゃなくても新型iPhone8の発売時期はこれまでの人気ぶりからしても気になっている人々が多いであろうことは容易に推察されます。
日本では一応今年9月に発売予想がされておりますが、一部では3Dセンサーの部品出荷が遅れて発売時期が後ずれする可能性もあるとされています。
おそらく今回も発売と同時に銀座のアップルストアに行列を作る様子が報道され、メディアでも大々的に取り上げられることになることは間違いありませんね。
そんな世界中で多くの人々が関心を寄せる新型iPhone8については徐々にそのスペックやデザインなどのベールが明かされてきています。
個人的にも細かいスペックについてこだわる方ではないので得意分野の方には到底かないませんが、機能的に注目している点を挙げてみたいと思います。
これまでと大きく異なるのは画面で有機EL(OLED)ディスプレイ搭載になる可能性があること。
それによって画面の面積が拡張し、電池部分はより極小化されることになります。
さらに、薄さもこれまで以上に追求して、一説によると5〜6mmほどの薄さになるとの噂もあります。
決算シーズンとあって業績に大きな変化が出ている半導体関連企業や有機EL関連企業にはこうした新製品開発の需要がダイレクトに反映されていることが窺い知れますね。
さらにビックリしたのは、新型iPhone8には「ワイヤレス充電」が標準機能として採用されるとの最新ニュースが飛び込んできたことです。
この「ワイヤレス充電」機能がどのようなかたちで実現してくるかはまだ謎ですが、これまで通りに充電機器があってコード無しで置くだけで充電が可能になるという?ワイヤレス″なのか、物理的に離れた場所でも無線LANインターネットのように見えない電波で充電が可能になる?ワイヤレス″なのか複数説があります。
もし後者だとしたらとてもすごい時代の到来を予感させますね。
今後は市場で話題を集めているホームIoTの時代となって、家中の無数の電気機器がインターネットで接続されるようになりますし、それらが直接的に電源コードを必要とせずに稼働するのだとしたら物理的な制約がほぼ無くなると考えられます。
そんな大きな大きな可能性の実現に向けて力を入れているアップル社だからこそ、多数の投資家を惹きつけ株価も最高値を驀進しているのかもしれません。
実はまだ認知されていないだけで日本企業の中にもそれを支える企業が潜んでいるかもしれません。
底知れず奥が深い株式投資の世界ですが、そんな企業探求に力を入れて皆さまにお届けしていきたいと思ったゴールデンウィークの営業日でした。
ルネサスエレクトロニクス(6723) 時価総額 約1.5兆円
TDK(6762) 時価総額 約1兆円
古河電気工業(5801) 時価総額 約3000億円
ダイヘン(6622) 時価総額 約1000億円
大化け期待株(****) 時価総額 100億円未満
【 相 場 の 格 言 】
『買い方の投げは早く、反発は急』
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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