決算落ち着いた後は大化け期待株の仕込み場か
先週のコラムでも取り上げておりましたように、本日で決算発表は一巡し、この時期のお祭りも千秋楽を迎えました。
決算がいくら良くても、あまりに投資家の期待値が高かった銘柄は、理不尽にも売られてしまうという残酷な沙汰が下るのもこのイベントです。
元々決算リスクのある銘柄は事前に手仕舞い、売買しないというのも選択肢としてありますよね。
ただ、そうなるとお祭りに乗り遅れたような寂しさに襲われるので、決算勝負してみようという気持ちもよくわかります。(笑)
ですから、そんな投資家としての欲を抑える方法を今更ながらにご紹介しておきたいと思います。
例えばですが、決算後の反応でどちらに行っても買いを入れると予め決めておくと良いかもしれません。
元々、中身を調べて期待できる!と思った銘柄なわけですから中期的な上昇を見込んでいるはずです。
特にそんな銘柄が決算反応で売られたとなればチャンス以外の何ものでもないはずです。
なんでもかんでも売られたものを拾えばよいと言っているわけではありません。
あくまでも期待できると確信している企業だけです。
例えば、レントラックス(6045)だったり、イーレックス(9517)などのキレイな上昇トレンド銘柄に限ります。
それ以外で個人的な監視銘柄ではハーツユナイテッドG(3676)やPCIホールディングス(3918)などがお買い求めやすくなっております。(笑)
冗談はさておき、先週末はこれまで私が監修した銘柄で【加藤の裏話銘柄】と【加藤会員銘柄】が12日引け後に決算予定でした。
ですから、正直、休みをはさんで今日の株価反応はドキドキものだったのですが、なんとかポジティブ反応でしたのでよかったです。
参加された会員様もひと安心していることと思います。
ここから先は春相場が盛り上がりきらなかった分、決算材料を消化してテーマ株が飛躍を遂げる時期にきたのではないかと考えています。
やはり本日は「サイバーセキュリティ関連」が中心テーマになったように思いますが、勢いとしては今一つでした。
もしかすると、派手で目を向けがちな第4次産業革命の新テクノロジー分野ではなくて、生活に身近な消費関連や働き方改革などの関連銘柄が大相場になるのかもしれません。先週から医療・バイオ系の銘柄や人材系の銘柄が動意づいているのが良い例です。
大相場はたいていすでに買いづらいところから手をつけられないまま急騰していってしまいます。
週足チャートの形を確認して1〜2年の間の高値をトライしてきている銘柄は大変化の前兆かもしれませんので、要チェックです。CTS(4345)のような株価2倍増達成銘柄の5倍増、10倍増を夢見て上昇についていくのも夢物語ではありません。
【 相 場 の 格 言 】
『大保ち合いは大相場』
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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