じわり円安、恩恵銘柄や材料株に物色意欲
本日付の日本経済新聞で「2018年6月期は、連結経常利益が今期予想の2倍の3億円程度になる見通し」と報じられており、来期の好業績観測を好材料視した買いが入っている模様。日足25日線で反発。直近高値1,388円を目指す展開か。
東京ボード工業(7815)
ストップ高の1145円まで買われている。中期経営計画の目標を上方修正を好感した買いが入っている模様。21年3月期連結業績について、営業利益目標を16億1,000万円(17年3月期6億5,300万円)に引き上げた。不動産市場が好調なのも後押し。初動銘柄の押し目を狙う。
安川電機(6506)
こちらも日本経済新聞で「機械メーカーが相次ぎ産業用ロボット関連の生産能力を引き上げ」を好感した買いが殺到。中国での増産で2019年までに世界の月生産台数を約7割増やすとみられており、今後の業績寄与を見越した先回り買いを呼び込んでいる。主力のシクリカル銘柄の一角として期待度が高まっており、為替相場が円安に振れたこともプラス要因か。
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