株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2017-06-29 17:00:00

元外資系金融マンのこぼれ話し

未来の窓

本日もお取り組みお疲れ様でした。

毎日一進一退でハラハラする相場が続いているかと思いますが、ここ最近は出遅れセクターの鉄鋼や海運、金融などが持ち直して市場の景色は着実に変わってきているようです。

やはり市場規模の小さなゲーム株がいくら上がっても市場の雰囲気全体をけん引するほどの影響力は無かっただけに、この先に期待です。

今後に期待というところでは、YKK APという会社はご存知ですよね。

よくCMも流れていて非上場企業ながら、知名度は高いと思います。サントリーなどもそうですが、非上場企業でも良い製品を作る技術企業はたくさんあります。

そんなYKKがこの度「未来の窓」なる製品を開発したそうです。

YKKと言えば元々アルミサッシなどを手掛ける会社として有名です。

“未来の窓”は窓ガラスがディスプレイに早変わりし、AI(人工知能)搭載スピーカーなどと連携してさまざまな情報を映し出すそうです。

商品イメージは「Windows with Intelligence」として窓のIoT化に取り組んだデバイスで、2020年をめどに、まず法人向けでの実用化を目指しているそうです。

構造は透明有機ELを強化ガラスで挟み込んだ構造で、現状では透明有機ELの調達の都合上、55インチ、フルHD(1920×1080ピクセル)解像度のモデルのみ。

今後さまざまなサイズの透明有機ELを使えるようになれば、他サイズも製作したいとしているだけに、AIやIoT、有機ELなどの技術が追い付いてくるとさらに進化していきそうです。

米Googleの「Google Home」や、米Amazon.comの「Amazon Echo」、米Appleの「HomePod」、LINE(3938)の「WAVE」など、各社のAIスピーカーとの連携を想定していることから、AI製品が本当に身近なものとして私たちの生活に浸透してくると言えそうです。

調整一巡後の平田機工(6258)にもうひと頑張りしてほしいですね。


【 相 場 の 格 言 】
『マーケットでトレードする正しい方法は一つではない。自分がどんな人間なのかを知り、自分にとって心地よい投資手法を採用すればいい。』(byスティーブ・コーエン)


それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

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