リスクオンとオフの狭間
外部環境が悪化して東京市場が始まった割には前場は下げ幅を縮める動きで良かったですよね。
しかし、やはり後場は米雇用統計前のポジション調整なのか、あるいは昨日の『徹兜』コラムにあったようなETFの配当金捻出のための売り物なのか、再び下げ幅拡大の動きになりました。
日経先物には仕掛けやヘッジも入って値動きが大きくなりましたね。
来週の相場は米雇用統計次第と言えるかと思いますが、リスクオンとリスクオフを行ったり来たりしてますので、そろそろ日経20300円超えがあるんじゃないかと期待してはいます。
昨日上方修正を出したにもかかわらず陰線になったコスモス薬品(3349)とかコジマ(7513)などは週明け狙えるんじゃないでしょうか。
週明けは他にもキリン堂(3194)やクリエイトSD(3148)など業績好調のドラッグストア銘柄の決算発表が目につきます。
あとは上場後初の決算発表で良好な見通しを出していたロコンド(3558)などもレオスが買っているだけあって、調整後は将来期待分も買われてくると思うのですが。
将来期待と言えば、ホリエモンのニュースを見た方いらっしゃいますか。
いろいろと騒動があった後に北海道で立ち上げたベンチャー企業で7月末のロケット打ち上げが決まったそうです。
日本の民間企業で作られたロケット打ち上げは初の試みで、高度100kmを目指しているようです。
もしかしたら「インターステラテクノロジズ」という会社は聞いたことがあるかもしれませんね。ロケットの名は「MOMO」という可愛らしいネーミングがされています。
全長は10m、直径は50?、重さは20?といいますから、私たちが想像するロケットよりもだいぶ小ぶりです。
そんな「MOMO」ちゃんは高度100kmの宇宙空間に到達した後、4分間ほどは無重力状態があるそうで、様々な実験を行うために利用されるそうです。思ったよりも重大な使命を背負っています。
日本の電子部品はその性能は世界トップクラスですから、北朝鮮のような軍事用ミサイルばかり注目せずに、こうした技術企業にも光が当たればいいなと思っています。
実際に打ち上げがあるのは7月29日、相場も今とガラッと変わっているかと思いますし、結果が楽しみですね。
【 相 場 の 格 言 】
『利運は大胆に通せ』
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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