株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2017-07-15 09:00:00

元外資系金融マンのこぼれ話し

誘惑のレンジ相場

お休み中に失礼いたします。

上がった株は下がり、下がった株は上がる、不思議と相場の理屈を体感させられてしまう展開がここ2ヶ月間ずっと続いています。

何度もお伝えしてきたようにレンジ相場はプロでも利益を積み上げるのが難しい誘惑の多い相場です。

なぜ利益を積み上げるのが難しいかと言うと値幅が出にくいからです。

ご存知の通り日銀の市場介入によって下げにくくなった反面、値幅が無いために資金が回転せず、上がりにくくなったような印象を持っています。

特に三角保ち合いをブレイクしても、前回の高値を抜けるまでに失速してしまう現象がみられてN字のチャートではなくM字のチャートのようになってしまいがち、、、皆さんも心当たりあるのではないでしょうか。

レンジ内の上下を一つの相場と考えるのか、またはレンジ内にいる間は相場をお休みと考えるのかはそれぞれの時間軸によって異なるのかと思います。

ただ、今の様子見相場は動きがないことをいろんな理由が後付けされて続いているので、事実となる数字が確認されたら市場はそれを織り込まざるをえません。

週末も74件の決算発表がありましたが、市場の決算反応はともかくとして良い業績が確認されています。

向こう3ヶ月の株価、さらには今期の株価の動きや方向性を決定づけるのが今回の決算になるかと思いますので、チェックしておくと良いと思います。

今週は3連休で市場もお休みだから、街中の調査と企業研究に費やしてきたいと思います。

それでは、皆さま良い週末を!


【 相 場 の 格 言 】
『人気が相場を買う』


それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

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