株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2017-07-31 17:00:00

元外資系金融マンのこぼれ話し

市場を読むのではなく流れに乗る

本日もお取り組みお疲れ様でした。

過去の時もそうでしたが、加藤銘柄をやる時は何かしら地合いが悪くなっている環境下でやるイメージがあります。

昨年の米大統領選の時や、4月の地政学リスクが全面的に意識された時など、まさに海外勢が売り仕掛けするような頃合いによくぶつかります。

だから余計に勝つ投資・負けない投資が実現される可能性が非常に高いタイミングと言えます。期待しておいてください。

全体としてはマザーズ指数が大きく調整した足元の動きを除いては悪くないと言えるでしょう。

しかし、利食いの足が速く、sMedio(3913)のチャートのように長い上ヒゲ陰線をつけることが多くなっていますので、注意が必要な相場です。

逆に、本日から材料物色されたエムアップ(3661)などは初動で回転が効きやすいので、強含んでいく可能性が高いと言えそうです。

このような一発材料狙いの銘柄であれば、あくまでも高値づかみだけ注意してエントリータイミングを計り、あとは動意前の段階で目をつぶって買うしかありません。

そうでなければ、高い位置でつかんだポジションは握力が弱まってしまうからです。

これからの動きを予想するというよりも、相場の流れや動きに合わせていくというのがカギになるかと思います。

この時期特有の決算発表で株価に大きな反応のあった企業は、中身次第で今後お宝となるような株価で拾える可能性があります。

新日本無線(6911)などもセンサーの量産が9月からと伝わっており、1Qの4−6月期に売上計上されるわけではないのですが、減益が嫌気された売りが集中しています。こうした銘柄の調整一巡後のエントリーポイントを目ざとく狙っておくのが後々の利益を生むんですね。


【 相 場 の 格 言 】
『心の駒に手綱許すな』


それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

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