株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2017-08-04 17:00:00

元外資系金融マンのこぼれ話し

押し目を見極めるために冷静な情報分析を

本日もお取り組みお疲れ様でした。

朝方のザラ場が始まる前はドル円が110円割れで下値を掘り下げられるかと思いましたが杞憂に終わりました。

今週に入って心配だったマザーズ指数は自律反発でプラ転し、健闘してくれています。

なんとなく市場全体を得も言われぬ不安感だったり、警戒感だったりが蔓延していますが、今年4月の地政学リスクを極度に意識した時も同じような感覚だったと思います。

昨日のコラムの続きになるかもしれませんが、内閣の人事が発表されて防衛相と文科相が交代しましたので、個人的には期待感を強めています。

というのも、今のマスコミの論説は偏りがちで、作為的に地政学リスクや将来への不安を煽るような意図が見え隠れしています。

新聞やテレビなどのメディアを統制するのは社会主義の中国や北朝鮮ではないのですから、難しいですが一方的な論調で報道がされているのは、それを統括する文科省が変わらないといけないと思います。

巷では8月暴落説や米国経済崩壊などを訴える向きがありますが、仮に調整をはさんだとしても上昇の踊り場的な調整にとどまると考えられます。

NYダウは22000ドルを突破し、他の運輸株指数などと比べても明らかに上昇ピッチが早いとかんじられますが、こうした落ちる落ちると言われている中でのジリ高は年末に向けての強気の表れかもしれません。

おそらくですが、ドルがこれだけ売られていて円もユーロもドルに対する一方的に上昇する動きについて、現在のNYダウ高値追いが9月のFOMCで金融緩和縮小議論を後押しするかたちとなり、経済に過熱感がみられるために再び12月利上げするといった論拠になるのではと予想しています。

当然ながら、ドル売りが一服して買い戻しの方向に向くことで円安、日本株高のシナリオが現実味を帯びてくるかと思います。

高値圏にある米国市場についての警戒感は必要ですが、巷の噂だけに捉われて現実を見誤ることは避けなければならないと思います。

情報を冷静に分析するためには、不確実性の高い市場の動きに一喜一憂していると判断がぶれてしまいますので、市場と切り離して考えてみる時間も必要でしょう。

昨日のコラムでもお伝えしたように【ネオ・ユニバース銘柄】の底入れが近いことや、自律反発が窺える【ウルトラエクスパンション銘柄】などには良い流れが出始めていると言えます。

周囲が不安な時ほど逆を行く、アマノジャク投資が目先のところでのリターンを大きくしてくれることになると考えておくとよいでしょう。

今週の【セレスティアル・スター銘柄】も高値づかみを避けて、買いと同時に強含んでいくような頃合いを迎えています。

ここ最近の相場は押し目買いだけが報われる相場となっていますので、期待度大ですね。


【 相 場 の 格 言 】
『上げ相場へと変われば、押し目押し目を狙え』


それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

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