金融の知識武装で資産を守り抜け
為替水準の反発も投資家心理を押し上げるには至らず、まだら模様の相場が続いています。
ただし、成長株の一角のところで、これまで断続的な売りで下げてきた銘柄にも自律反発する動きがでてきていますので、ポジティブにとらえています。
今日も昨年【加藤の裏話銘柄】で出した銘柄が、値上がり率トップクラスの上昇幅を見せており、第3利確ポイントに迫る動きを見せてくれています。
目標株価も高いですが、こうした噴き値をつけた銘柄は利食いタイミングを逃さないようにしたいですね。
今日はSEMITEC(6626)なんかが決算2日前で動意づいてきてますので、決算期待なのか材料発表なのか、なんらかの先回り買いが入ってきている可能性があります。
この前の【TOC加藤銘柄】もこれに近いところで連想買いが入ってくるんじゃないかと思っているのですが、参加者の方はちゃんと仕込めているでしょうか。
最近はノーガードで決算持ち越せるほど楽観していられる相場ではありませんが、決算後のアク抜けで動きが軽くなる銘柄も多いみたいです。
どうやら政府の動きの中には、GPIFの年金運用は好調ながら高齢者に滞留する個人資産を狙い撃ちにする制度設計が進んでいるようです。
週刊誌ネタの範疇ですが、近い将来で年金支給が75歳以上に引き上げられ、さらには相続税を補完する「死亡消費税」なる議論が政府有識者会議で持ち上がっているそうです。
生前にお金を使わずに溜め込んだ人から死亡時に消費税を徴収する仕組みだそうです。
消費税自体、累進性が無いので本当に公平なのかどうかは分かりかねますが、死亡時にかかるとなると人間みな寿命はやってくるので、ある意味公平ではあります。
要は使い途というか、再分配のところに問題があって景気がデフレを脱却できないのかと思うのですが。
そんな話を聞くと、なおさら将来のお金との向き合い方がますます重要になってきますよね。
せっかく貯めて増やしても税金で全部持っていかれてしまうのでは何のためだったのか分からなくなってしまいます。
また、やみくもに増やすというだけでなく目的を明確化した上での運用方針なんかが必要になるのかもしれません。
今は金融機関などでもファイナンシャルプランナーが活躍していますが、資産運用としての株式投資が大きく後押しされる流れがまた起こるような気がしています。
日頃の株価の上げ下げだけでなく、いざという時のために金融知識の武装を心がけて資産防衛に努めていきたいですね。
【 相 場 の 格 言 】
『金言耳に逆らう』
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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