投資育成ペット保険会社が早期には今期IPO
1.大企業向け戦略コンサルとVB投資・育成の2本柱で創業者は元ボストンコンサルタントの堀紘一氏。収益柱の大企業や官公庁向け戦略コンサル案件が好調でペット保険事業も堅調な同社は株主還元施策として配当性向30%を目途にと表明している。ビジネスコンサルティング分野やベンチャーキャピタルとしても会長のメディアへの出演も多数な事から注目される機会が多い。
2.同社の特徴としては世の中を大きく変えていくような領域に注力する事という、具体的には近年だとデジタルメディアとAI/ロボティクス、地域では日本の他に米国とインドでの投資育成に注力しており成長の萌芽に関する感度やビジネスシステムの変化と対峙し、戦略コンサルや自らの経営に活かしている、さらに世界の有力VCとの戦略的パートナーシップを結び投資育成を行っているという。また市場やビジネスモデルの可能性を見極めたうえで成長企業にマジョリティ投資を行い経営・育成していく場合もあるという。
3.主な海外の投資パートナーとして米国は投資銀行VCの「Raine」中国は大手投資ファンド「Legend Capital」インドはVCの「Blune Ventures」と戦略的パートナーシップを結び共同で現地企業への投資育成を行っているという。直近の主なIPO実績としては投資育成に携わったベンチャー企業としこれまで25社が上場を果たした。直近の株式公開銘柄への投資実績としては「レノバ」「リネットジャパン」「マイネット」などがあり同社の東証1部への大躍進の原動力は企業の本質を見極める目なのかもしれない。
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