おはようございます。

昨日予想していた通り、年末の政策金利の引き上げの可能性の意思表示と、10月からのバランスシートの縮小を発表。
これを受けて為替ドル/円は、一時112円52銭まで上昇した。今後も強気の上昇を続ける可能性が高い。

まずは7月11日に付けた前回の高値である114円49銭を目指す展開となるか注目で、可能性は高い。

CMEのグループのフェドウォッチによると、12月の利上げ確率が、FOMC発表前の51％から67％に上昇したと発表している。

ユーロ/ドルでも、FOMC発表前の1.20312から1.18613と大幅なユーロ安となった。円が強かったのではなくて、ドルが弱すぎたというのが感じ取れる。

ユーロ/円でもややユーロが売られる展開となっている。資金の流れは年末にかけてドルに移行する可能性が高い。

この事からも日本の株式市場では、調整時に仕込まれた株の利益確定の売りと仕込みの買いが交錯するような形で大きく下げるような動きは無いだろう。

円安恩恵銘柄は今のうちに仕込んでおきたい。
特に金融セクターなどは、軒並み買われる展開となる可能性が高い。

懸念されていた北朝鮮問題は、8月限定の茶番だったと言えるくらいの影響力で円安、株高への重しは一旦無くなったと言える。
トランプ氏は「北朝鮮を完全に破壊する以外の選択肢はなくなる」と言ったような発言をしているものの市場にはほとんど影響なし。

今度の日経平均2万円到達は、前回とは強さが異なりそうだ。

それとは別に、クスリのアオキホールディングス（3549）、レオン自動機（6272）、システム・ロケーション（2480）辺りは動きそうだ。

それでは、本日も皆さんおきばりやす〜。

執筆　大文字恭平


■これ重要やでっ！！
┗━━━━━━━━━
【為替】
今後は前回の高値114円49銭付近を目指すか注目。

【株式】
2万円付近で底を固められるかに注目。

【重要な経済指標】
米・フィラデルフィア連銀景況指数 21:30
米・新規失業保険申請件数 21:30

【決算関連】
システム・ロケーション（2480）
業績好調。