本日もお取り組みお疲れ様でした。

期末売りの警戒感もあった9月最終立会日でしたが小幅下落で乗り切り底堅さを見せつけた今日の日経平均です。

それよりも新興のマザーズ指数は極めて元気でした。10月の中小型市場は楽しみですね。

昨日は米国で7年債入札の応札倍率が前月の2.46倍を上回って2.70倍と堅調な需要があった中で、最高落札利回りが2.130％と3月以来の高水準だったことに改めて債券需要を感じさせる内容となりました。

10年債利回りが2.36％まで上昇した後にまた買われて、為替は大きく上下しました。

それにもかかわらず、今日の日本株の底堅さは債券での利益確定資金の一部が回ってきたことを表しているのかもしれません。

昨日東証から発表のあった投資部門別売買状況では、9/19〜9/22の間で海外投資家は全市場で売り越し。

その分個人が東証一部以外で大きく買い越しています。

今週に入って解散総選挙報道などもあって、海外勢は出遅れ銘柄中心に買ってきているのだと思います。

来月にかけては日経平均の採用銘柄入れ替えやTOPIXのリバランスなど大口のフローが出てきますので、これからトレンドが出てくる銘柄にはぜひついていきたいですね。

昨年の単発スポット銘柄ですが何回も利益確定チャンスを生み出した【皇帝昇竜銘柄】が節目を突破して再び目覚めてきましたので、また次の相場が生まれそうです。購入された方は一度チェックしてみてください。

手前味噌ですが、【加藤の裏話銘柄】も国策思惑で次の相場に向かう動きです。本日の直近高値更新は見逃してはいけない陽線ですので要チェックです。

それ以外のところでは全然関係ありませんが、私も大好きな昨夏の映画『君の名は。』がハリウッド進出を果たしたニュースが飛びだしました。

日本の映画史に残るであろうアニメーションの名作がハリウッドで実写映画化される・・・

そんなビッグニュースにも市場は冷静で、東宝（9602）の株価は売り反応でした。

昔ドラゴンボールが実写映画化されてコケたことがありましたので、あまり期待されていないということなのでしょうか。

ただ、プロデューサーが『スター・ウォーズ』を製作したSF映画の大家であるJJエイブラムスですし、予想を裏切って案外期待が持てるのではないかと思います。

市場反応的には劇中に出てくる「お前は誰だ？」状態なのかもしれませんが。鑑賞された方には分かると思います。（笑）

事前の予想が悪ければ悪い方が良い時のサプライズ感は大きくなりますので、いずれにしても楽しみにしておきたいニュースですね。

来週からは10月相場に入っていきますが、10/10、10/18の北朝鮮警戒日を除けば思わぬサプライズ上昇相場がやってくるかもしれません。


【 相 場 の 格 言 】
『たとえ失敗しても、なんぴとにも非難されないような正々堂々たる失敗をしたいと思っている。これは株式投資だけではない。いかなる場合であろうとも、天下の正道を歩む。それを貫く信念のもとに生き抜くべきであろう。人間は金の奴隷ではないのだから。』（by 是川銀蔵）


それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆：加藤あきら