〜お金を前へ〜
お休み中のコラムはできるだけ市場の動きと区別して書きたいなと思っているのですが、休日中でも起きている時の脳内は8割以上が常に相場のことを考えていたりします。
ですので、皆さんと同様に、あるいはそれ以上に不安と期待の中で生活しているかもしれません。(笑)
昨日、東証に上場したマネーフォワード(3994)の創業者である辻社長の記事を見つけたので、ご紹介したいと思います。
創業からは5年というスピードで上場を果たし、経営陣は京都大学を卒業した辻社長をはじめ華々しい経歴をお持ちの錚々たるメンバーが脇を固めているようです。
社外取締役にいたっては、かつてLINE(3938)の社長を務めた森川氏をはじめ、三菱UFJFG(8306)の副社長を務めた田中氏など、こちらも豪華メンバーがそろっています。
一見すると順風満帆でスピード感も感じられる会社内容ですが、ここまでの道程では失敗を重ねてきたことが語られていました。
スローガンは【個人のお金の悩みや不安の解消、事業者の経営改善に貢献し、日本でNo.1の「お金のプラットフォーム」になることを目指しています。】とあって、金融機関ではない事業会社が社会の課題解決に動いています。
辻社長の出発点は「多くの金融機関が機能する日本で、どうして僕たちはお金を貯めて、使って、増やすことで悩み続けるのだろうか」という疑問点にあったそうです。
同社は主に個人向けの自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」と法人向けのサービス「MFクラウドシリーズ」をサービスの中核としているのですが、人が人生を歩む上で、お金のことをシンプルにアドバイスしてくれるモノが必要だとの思いから生まれたサービスです。
スマートフォンアプリにも「Money Forward」があって既に利用されている方もいらっしゃるかもしれませんが、その前身では「Moneybook」というサービスをリリースして大失敗したという体験があったそうです。
マネーフォワードの起業の目的は、個人がどれ程のお金が必要かを可視化して、どのように貯蓄し、使い、投資で増やしていくかをアドバイスして、お金に悩まないライフスタイルを可能にするサービスを作ること。
金融機関ではない事業会社でお金に関する課題解決をする、あすなろ投資顧問もサービス内容は違えど“かくありたい”そう思える企業だなとしみじみ感じました。
この度新たにマザーズ市場に上場して公開価格から2倍の値をつけたマネーフォワード(お金を前へ)。
株価のゆくえとともに今後どのような新サービスを展開してくるのか楽しみにしておきたいと思います。
【 相 場 の 格 言 】
『私は1日1日、それこそ真剣勝負をやっておるんです。失敗しても誰も助けてはくれんし、自分の努力で運命を開拓していく以外、生き残る道はない。 だから私は一秒、一分間に全力を傾けて真剣勝負を続けました。だからどんな状況の時でも正確な判断が要求され、それを下してきた。』(by 是川銀蔵)
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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