〜平和について考える〜
いつもは週末立会日の寄付時間ですが、今日は文化の日で休場ですね。
「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として定められ、 1946年11月3日に平和と文化を尊重する「日本国憲法」が公布されたことに由来するそうです。
今回の衆議院選挙でも与党が圧勝して、憲法改正に必要な3分の2議席を確保する可能性が出てきたことで改憲論議が活発化するとの見方があります。
選挙戦も終わったことですし与党・野党ともに実のある議論をしてほしいとの思いはありますが、特にマスコミを通じて平和というと必ずと言っていいほど北朝鮮が引き合いに出されてきたり、政局の道具として取り上げられたような報道が目立つので本質的な意味合いが全く入ってきません。
平和とは戦いや争いがなくおだやかな状態を指すそうですが、人間の歴史的に平和と言えた時代など無いんですよね。
絶えず世界のどこかでは紛争が起こってます。
今年のノーベル平和賞は国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」が授与し、こちらも北朝鮮危機に言及される契機となりましたが、世界的に大々的なキャンペーンをやっているということで、当然それを仕掛けている人間がいるということですね。
もし、連休中にお時間がある人は国や世論がどう動いていくかという意味で今公開中の映画『女神の見えざる手』を観賞してみてはいかがでしょうか。
改めて平和とは標語の一種としては立派ながら、その平和を尊重する日本国憲法をめぐって争っている時点で平和など夢のまた夢のような気がします。。。
お互いが違う立場に立っている以上、解かり合うことは不可能ですし、国同士も人同士もその違いを認め合えるような世の中になればいいのですが。
そのためには垂れ流しになっているフェイクニュースのようなものに惑わされずに本質を見極める眼を持つことが重要になってきますよね。
株の世界でも同じようなことが日々起きていると思いますし、そんな眼を養い、感覚を研ぎ澄ましていきたいですね。
今日は今期成長期待の愛眼(9854)にでも着目して、じっくり世界情勢に目を向けてみたいと思います。
闘志家の皆様、年末相場前につかの間の良い休日となりますように。
【 相 場 の 格 言 】
『相場に神様仏様なし』
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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