〜株高シナリオの確認〜
米国のFOMCも金融政策の方向性に変更なく、経済指標も特段のサプライズはありませんでしたので市場予想通りの12月利上げに向かっているようです。
米FRB次期議長もパウエル氏でほぼ決まりの様相で、現在の世界株高基調にはさしたる影響は無さそうで安心しました。
米国の経済指標や企業決算も強い内容のものが多く、日本でも引き続き好決算を発表する企業が相次いでおりますので、12月高値の路線がメインシナリオと見てよいのではないでしょうか。
あとはその上値をどこまで伸ばせるのかに注目が集まっていることと思います。
市場が強気一色に傾くときは警戒が必要なのですが、上値を勝手に決めてしまう方が危険ですので市場の流れに素直に乗っていくところでしょう。
スケジュール的にはトレードのマイルストーンとなってくるのは12月第2週のメジャーSQですが、年末の節税売りが出始める前の段階で一旦の高値を見に行くのだと思います。
新内閣が発足して今年度補正予算案の編成に動き出してきますので、子育て支援や生産性革命など物色のテーマとしては一巡したところも再度動いてくることも考えられるかと思います。
今仙電機製作所(7266)は無動力歩行支援機「ACSIVE」の販売なども行っていて介護関連なども国策銘柄として注目を浴びる日が来るかもしれません。
安倍政権がどのくらい経済活性化を後押しすることになるかは要注目と言えますが、今特別国会の会期は12月9日までとなっていてこれもまた12月第2週ですので、相場の潮目が変わる(かもしれない)時期として意識しておくのがよさそうです。
本日は3連休前と来週のトランプ大統領来日を控えてポジション調整に押される銘柄も多く見受けられましたが、引け間際の戻りを見るとまた週明けも期待できると思います。
政治も経済も動く時、大きなテーマも動きますので、今日でノーポジションになられた方や新規投資先をお探しの方はぜひ【シルバテック銘柄】に乗っていただければと思います。
【 相 場 の 格 言 】
『買いやすい相場は安く、買いにくい相場は高い』
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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