おはようございます。

昨日の日本市場は、利益確定の売りが優勢となる展開でした。

23000円付近は意識されているとは思いますが、24000円くらいまで調整なしで行っても不思議ではないくらいのペースで上昇を続けています。

しかし、大型株を中心とした上昇相場のため多くの個人投資家はあまり乗り切れていないのではないでしょうか？

為替の方は共和党が連邦法人減税引き下げの実施を1年先送りすることを検討していると一部で報じられており、税制改革の先行き不透明感が強まりやや円高の展開となっています。

おそらく、ドル円は12月の利上げのタイミングまでに一度は調整に入るかと思うのですが、その辺りのタイミングで日経平均も一旦調整に入るのではないかなと思っています。

そうなれば新興市場にも資金が向かってくる可能性がありますので、小型株、新興株を中心に運用されている個人投資家の皆さまは我慢の展開が続きそうです。

今年は、4月の北朝鮮による地政学リスクから9月頃までは日経平均はほぼ横ばいの我慢の展開が続いておりました。

そんな中で、マザーズ市場は6〜7月頃に大きく上昇に転じています。

最近の日本の市場は、その時と反対の状態と言えるのではないでしょうか。

ラクス（3923）なんかはチェックしたいところ。
10月31日に付けた2330円を抜ける展開となれば、8月14日に付けた2427円付近を目指す展開となるかもしれません。

月足で見ましても、9月線手前を意識した買いも入っておりジリ上げの展開が予想できます。
同社は「楽楽清算」と言う中小企業向けのクラウド経費精算システム事業を行っており、今後も導入の拡大が期待できそうです。

最近ではネットなどに「許認可業務の仕事が無くなる」などと誤解を招く記事などもありますが、実際には許認可業務を行っている補助の仕事が無くなると言うのが正しいと言えるでしょう。

本日も市場全体ではあまりさえない動きが予想されますが、SQを控えていますので予期せぬ値動きも出てくるかと思われます。

それでは、本日も皆さんおきばりやす〜。

執筆　大文字恭平


■これ重要やでっ！！
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【為替】
ドル/円　113円25銭付近まで調整が入るか

【株式】
スピード調整を警戒しつつ、新興市場をにらむ

【決算関連】
エナリス（6079）