株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2017-11-10 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

〜ファイティングポーズを崩してはいけない〜

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

今日は朝イチでオプションのSQ値が公表されましたが、22,531円と当然ながら年初来で最も高い清算値となりました。

2017年はSQが残すところあと1回ですが来月はこれを上回ってくるのか、投資パフォーマンスにも直結してくるだけに要注目ですね。

日経平均は朝方こそ売り先行で一時300円を超す下落となりましたが、しっかりと押し目買いが入ってSQ値を上回って引けました。

主力株の買いはあまりにも上昇ピッチが早かったので徐々に落ち着いてくるかと思いますが、ここから先は中型・小型株の流れでしょう。

主要株式指数がそろって下落する中でマザーズ指数は逆行高、決算を通過した【メガインパクト銘柄】もIRの中身を見たら買いだと思いますが、市場はいつも遅れて上がってきますから仕込んで寝て待つ投資が有効ですね。

内需系の不動産や小売り業種なども出遅れを取り戻す動きが出てきてますので、主力メインの方は決算サプライズのあったアスクル(2678)あたりが良くなるのではないでしょうか。

不動産が買われてくるとなれば新興株でジェイリース(7187)や全国保証(7164)などが一段高へ向かう可能性も出てきそうです。

また、出遅れと言えば新興のバイオが売るに売られておりましたが、ようやく動きが活発化してまいりました。

バイオ代表株はもちろん、動きの乏しいフェニックスバイオ(6190)やシンバイオ(4582)、オンコリスバイオ(4588)など下値を這う銘柄にも水準を脱する動きが出てくるのではないかと期待しています。

今週は相場として乱高下の激しい一週間だったかと思いますが、相場の変わり目はチャンス到来のサインになります。

こういう時にファイティングポーズが取れなくなる人を見かけますが、ここから調整が入るのであれば積極的に押し目を狙って投資していきたいですね。


【 相 場 の 格 言 】
『倒れる毎に起つ人は、遂に倒れざる人となるべし』

それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

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